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カルテ3 [ライフ]

このブログ、度々言及している問題。

原作を読んだ後に映像化された作品を見て残念に思うことが多い。

ならば、映画を観るまでは原作を読むべきでないのか?

いや、そんな事になれば本で良作に巡り会う機会は激減してしまう・・・・

 

そんな事を言っていたけど、滅多に映画館に足を運べず、レンタルビデオ店の会員カードもレンタル料の支払いと更新料の支払いの回数が変わらないといった状況。

積極的ではないがテレビでたまたま観るのが今の状況。

だから冒頭に掲げた、原作を先に読むべきか?映画を観るべきか? など悩むことは激減した。

しかし

 

 

「神様のカルテ」という作品がある。

原作を読み、その後映画を観た。

監督は深川栄洋さん。

「洋菓子店コアンドル」の監督でもあり、コアンドルは映画も原作も好きです。

で、映画「神様のカルテ」はというと・・・

例の問題が発生したんです。

仕事でも馴染みの場所が登場し愛着もある。文字で読んだ情報から登場人物のイメージや風景など自分なりに膨らませすぎたのかもしれない。

そして、映画化する上で度々ある原作からの変更点が鼻につく場合がある。

小説におけるキーマンが映画には登場しない事。

小説に登場した複数の人物の設定を一人に与えてしまうこと。

登場する人物設定を変えてしまうこと。

 

原作「神様のカルテ」と映画「神様のカルテ」

1本だけの作品なら、上記のような設定変更は痛手にならないのかもしれません。

 

原作「神様のカルテ2」を読んでおり、映画「神様のカルテ2」が公開されて、私は観ていない。

映画の1作品目で設定した、原作との違いがその設定通りに進行していった。もう原作のような設定には戻りようがない。

 

そして買っておきながら読んでいなかった小説「神様のカルテ3」を昨日読み終えた。

読み終えたのは仕事終わり、帰りの電車の中。

不覚にもちょっと目が潤んでしまった。

まあ、ネタバレになるのでここでは書きませんが、小説として続きがあるならばやっぱり読みたいと思う。

新たに登場する人物、映画化するならば女優さんは誰がいいか?

小西真奈美さんがいいかな?

なんて想像してしまうが・・・

ああ、なんてことだ!!

原作「神様のカルテ3」を読んで自分の琴線に触れた部分は、映画化された1、2の経過と共に進んでいった『原作との相違』によって決定的に否定されている。

同期の絆は映画1の段階で先輩・後輩の関係になっている。

偉大なる2本柱は映画1の段階で1人だけになっており、更に映画2で恐らく・・・。だから映画「神様のカルテ3」には登場出来ないはずだ。登場するならば、何度でも登場人物が復活するアニメ映画「宇宙戦艦ヤマト」状態だ。

 

 

おおおおお。

 

もう一回、小説を読むことにしよう。

この小説が好きな要素の一つに、美味しそうな日本酒が度々登場することもあります。

よし、希少な日本酒を探そう(笑)


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