2014年夏 中山法華経寺(1) [紀行]
駅に到着。
いや、実際にはこの駅を利用しておらず、JR総武線の下総中山駅から歩いてきました。
そして踏切に阻まれて、ここで初めてカメラバッグからカメラを取り出しました。
日蓮宗大本山 法華経寺の最寄り駅である京成電鉄京成本線の京成中山駅。
京成を連呼していますが、「中山」だけだと並走しているJR総武線の駅名と混同しやすいの『京成』をつけて呼ぶことが多い・・・と言われますが、私は京成中山は「中山駅」と呼ぶかな。
JRの本八幡駅に対して京成八幡は「八幡」で通じる。
但し、JRの西船橋駅に対して京成西船駅がある。これは難しい。JRの西船橋駅を「西船」と呼ぶ人は多く、よって京成の西船駅は「京成西船」と絶対『京成』を付ける。
同じようにJRの船橋駅と京成船橋駅があり、やっぱり京成船橋には『京成』を付ける・・・・いや、「京船」と呼ぶ。
と、京成電鉄とJR総武線の並走区間の話をしたら多分、千葉駅まで到着するか、さらに成田まで行きそうなのでやめておきます。
そんな大本山の最寄り駅は京成本線を走る快速特急も特急も通勤特急も快速も止まらず唯一止まる電車が『普通』。
所謂、各駅停車。
多分、初詣の時期には臨時改札が解放されて各々のホームから外へ出ることが出来ると思われるが、通常時は片側のホームにしか改札はなく、下りホームから一旦上りホームへ口内踏切を渡る必要がある。
幼少期にはよく乗った京成電鉄。違和感など全くない。
その京成中山駅の踏切から、すぐに門が見えている。
総門。
黒門と呼ばれることの方が多いのかもしれない。
新しく見えるのは平成22年に改修された為。
建立年代は定かではないようですが、この先の仁王門(赤門)と同じ頃と推測され、江戸初期頃らしいです。
扁額の文字は掛川城主 太田資順の筆だそうです。
そして、参道を進むと地元の人達が朝から徐々に活動を開始していく様子を見て取れました。
黒門の次に見えてきたのが
赤門です。
仁王門、もしくは三門とも呼びます。
変額の文字は寛永三筆の一人、本阿弥光悦のものであり、実はこの先にも光悦の文字を立て続けに見ることとなります。
法華経寺は本阿弥家と深いつながりがあるお寺さんのようです。
赤門を通り、境内の奥へと進みます。
出勤のため、駅方面へ向かうサラリーマンやOLが通ります。
住宅街でもある中山。お寺の境内も通勤経路になっているようです。
参道にあるお店の殆どがまだ開いていないAM8時台。
奥のほうから猫ちゃんがやって来ます。
カメラを持った私に随分と警戒をしているようですが、はっきりと向かう目的地があるようで、私のそばでクイッと曲がって閉まっていると思われたお店のちょっと開いた扉から中へと消えていきました。
そのお店の壁に訴えるような掲示物がありました。
動物愛護を訴える文章。
最近の雨の日のこと、軒先に2匹の子猫が捨てられていたこと。
発見された時には1匹は既に息をしておらず、もう一匹も回復する事が出来ずに死んでしまったそうです。
既に猫ちゃんの写真を先行して記事にしていますが、調べてみると法華経寺さんにはたくさんの猫がいるようで、そして動物愛護のポスターもその後数枚見かけました。
子猫を捨てた人はもしかしたら、ここなら・・・と思って捨てたのかもしれません。
それは間違いであり、警察に届けをして現在調べているようです。
私は今はペットを飼っていません。
もう随分と飼っていません。
決して、嫌いではなく、写真も掲載していますが好きな方だと思っています。
だからこそ、家族して迎え入れるには覚悟と責任が必要で、今の生活の中でそれを全う出来ないのであれば飼うことは出来ない、そう思って動物園やたまに街で見かける動物に遠くから癒されることで十分だと言い聞かせています。
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