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芸術の秋の足音を探す散歩(3) [紀行]

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上野公園には芸術的なことが沢山ありますが、歴史に触れることも多いです。

このブログによく来てくださる方はご存知でしょうが、私はソコソコの頻度で上野へ訪れているのですが、この時忘れじの塔の事は知りませんでした。

周りを見ても、説明板など見当たらない。

後ろに回って、分かりました。

 

 

 

関東大震災と東京大空襲の事を知ってもらい、平和な時代へと時をつなげる心

 

こう祈る気持ちでこの像を建てた発起人は海老名香葉子さん。

故林家三平さんの奥様ですね。

海老名香葉子さんは戦時中、叔母に家に疎開していましたが東京大空襲で家族6人を亡くしています。

 

親戚にもたらい回しにされて行き着いた先が亡くなった父の知り合いである、三遊亭金馬さん。

こうして、新たな縁で落語家の妻となる道を生きていきます。

 

 

関東大震災と東京大空襲。

東京都慰霊堂でも、もう二度と経験したくない事を知ることが出来ますが、こうした公園にも戦争を知らない世代に伝えようとしている人の努力があることを知りました。

 

もう少し、人の目に付くと良いのではと思いました。

 

止まっている時計が指している時間。

3時33分

何か意味があるのかと考えてみましたが、どうやらソーラーパネルで発電し本来は時計は動いているはずのようです。

時忘れじの・・・とあるので深読みしてしまいました。

 

こういった寄贈された時計って、故障すると難しいんですよね、自治体が修理費を拠出するのにいろいろと手続きが必要なはず。

だからこそ、太陽光発電にしたと思うんだけどな。

 

 


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