芸術の秋の足音を探す散歩(16) [紀行]
花園稲荷神社境内の中に更に鳥居が。
このお稲荷さんの横は拝殿なのか?
見上げると扁額が
『神徳惟馨』
伊藤博文の書らしい。
国語は苦手だが、功徳の素晴らしさを思うという事か
でも伊藤博文で馨と来ると、ある政治家を思い出す。
長州五傑と呼ばれた伊藤と井上。
その後の数次における伊藤内閣でも井上は入閣している。
深読みしすぎかな。
話を戻してお稲荷さん。
参道を進み、暗がりへ。
説明板があります。
穴稲荷
正しくは忍岡稲荷と云い花園稲荷の旧跡である。
左奥のお社は、寛永の初め天海が寛永寺を草創の際に忍ヶ岡の狐の住みかを失った事をあわれみ一洞を作りその上に祠を建てて祀ったものと云われている。
とのこと。
では左に曲がってみます。
カメラでは感度を上げて撮影しておりますが、肉眼では提灯とロウソクの燈りで昼間でも薄暗い場所です。
すぐそばに上野駅というターミナルがありながらも、静かで深さを感じました。
日本は動物を神様として奉る事が多いですね。
調和というか、バランスを感じます。
神様を自分達の都合の良い事に使うのは、昔からあるんでしょうが、最近の紛争は残念ですね。
by saki (2014-09-23 15:16)
sakiさん、こんにちは
sakiさんの仰る通り、日本には神様がいっぱいいますね。
世界的にも珍しいのではないでしょうか?(宗教学・民俗学的でなく、個人的な感覚で申し訳ありませんが)
モノを擬人化してキャラクター化している事も海外の方々には珍しいと昨今のゆるキャラの報道で聞いたことがあります。
戦争・紛争を望む神様はいないはず。
都合よく利用すれば、いつかしっぺ返しが来る。
人間は懲りても懲りても忘れちゃうのですかね。
by maeboo. (2014-09-23 15:52)