面取り [ライフ]
今日、外回りの最中
橋を渡っていた。
車道と自転車も走れる歩道とセパレートされている橋。
橋の両端にはバイクなどは通れないように、ガードレールっぽい設備が施されている。
なので、自転車も完全にスピードを落として、縫うように通らなければならない。
日が暮れるのも早くなり、すっかり暗くなっている。
橋を渡りきり、緩やかな下り坂ももうすぐ終わり。
スーパーで買い物を済ませて、夕餉の支度に急ぐ年配の主婦。
軽快に追い抜いていく。
そして、自転車のスピード出しすぎ防止の設備に接近。
ブレーキのギギギギギという音もなく、悲鳴もなく。
静かに静かにそして最後にガシャン。
突っ込んだ。
暗くて見えなかったのかなと思ってけど、大丈夫ですかと聞いたらブレーキが効かなかったとのこと。
どうやら無事みたい。
サラダ菜は転がっても問題なさそうだが、まるで漫画のように籠から飛び出して大根は無残な姿に。
面取り不要でそのまま煮物にしてもいいかな。
ブレーキワイヤーが切れたのかなと思って見てみても、そうではないらしい。
信号待ちがあって、また自転車は追い越していく。
道路交通法では明らかに『逆走』状態で走っていき、見事に曲がりかけの乗用車の内側に突っ込んでいく。
いや、本人は突っ込むつもりはないのかもしれないが、ブレーキは作用していないみたい。
前ブレーキも後ろブレーキもなのか?
とにかく、冷や汗もので女性は両足というブレーキで最後は止まった。
どうかご無事で。
でも、他人を巻き込まないでくださいね。
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