そうだ、京都歩こう(12) 旧嵯峨御所 大覚寺 [紀行]
清凉寺さんを出て、次の目的地である大覚寺さんを目指して歩きます。
嵯峨豆腐の有名店の前を通る時に、流石に豆腐のパックを歩きながら食べるわけにはいかないけど
もしかして、飛龍頭なら食べ歩きが出来る!?
なんて一瞬考える。
いや、食べたいけど・・・行列が。やっぱりまた今度だね。
相変わらず地図を見ずに歩いています。
いや、大雑把な地図はちょっと前に見たけれど多分こっちだろうと歩きます。
よし、着いた。
けれど・・・ここからもうちょっと歩きます。
この門から300m位歩きます。
歩きながらうろ覚えの地図と距離感にやや不安を覚え始めました。
到着。
撮った写真を全てUPしたら大変な事になりそうなので、だいぶ省略しますが
玄関門より中に入ります。
式台玄関
左側の方に入り、靴を脱いで中に入ります。
ここで拝観料を
大人 500円。
実は事前に大覚寺さんでは写真撮影についてかなり寛大と聞いておりました。
でも念の為に確認をここでします。
仏像とお位牌以外は大丈夫ですとのこと。
そして想像以上に広く、撮影した枚数を見てびっくりしました。
まずは式台玄関
後宇多天皇の紋が入った輿。
その向こう側には狩野永徳の「松に山鳥図」
宸殿(しんでん)
後水尾天皇より下賜された寝殿造りの建物。
天皇に入内した徳川秀忠の娘、東福門院和子が女御御殿の宸殿として使用されていました。
右近の橘
左近の梅
御影堂が見えてきました。
五正色幕が目に飛び込んできました。
村雨の廊下
先程見えた御影堂に向かうにしても、他の場所に行くにしてもこの回廊を通る必要があります。
元々は離宮。セキュリティの面でも工夫が。
この回廊は天井が低く、刀や槍を振り上げにくくなっています。
そして鴬張りとなっています。
御影堂へ
大正14年建造。大正天皇御即位に際して建てられた饗宴殿を移築したもの。
嵯峨天皇、弘法大師、後宇多法皇、恒寂入道親王など大覚寺の歴史に大きな役割を果たされた方々の尊像を安置しています。
御影堂から勅使門方面を眺めます。
しかし・・・・広いなぁ。
まだ全体の20%も観ていない。
廊下を歩き、安井堂へ。
すっかり天気が良くなったね。
さて、安井堂は東山にあった安井門跡蓮華光院の御影堂を明治4年に移築したもの。
内部の装飾はとても綺麗。
そして五大堂へ
現在の大覚寺の本堂
江戸中期創建。不動明王を中心とする五大明王を安置しています。
受付で言われたとおり、仏像は撮影出来ません。
さて、この五大堂は大沢池のほとりにあります。
日本最古の人工林泉です。
百人一首にも歌われた名勝です。
正面五間、側面五間の吹き抜けの広縁があります。
茅の輪がありました。
ちゃんとくぐりましたよ。
大沢池に張り出すようにぬれ縁があります。
月見台ですね。
旧嵯峨御所大覚寺門跡。
まだ3分の1程度しか見ていない。
いや、大沢池や天神島、菊ヶ島、庭湖石、名古曽の滝跡など諸堂以外にも見所がある。
うーん、すごいぞ。
御所であり、お寺であり、そして人の手によって作られた庭園美なんですね。
少し寒かったけど、月など見えないけど、しばし眺め立ち止まっていました。
本当は大覚寺さんの写真、記事はひとつで書き上げようとしましたが、ここで一旦UPしますね。
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