そうだ、京都行こう・・・とすると雨 (21)建仁寺 大雄苑 [紀行]
建仁寺さん。
法堂の双龍図を拝見した後、再び方丈に戻りました。
その途中、火灯窓(かとうまど)より、方丈の南側に広がる枯山水庭園を眺めます。
ワクワク。
昨年末の龍安寺さん程は混んでいませんが、お昼を過ぎてそろそろ疲れもあるだろうし、やっぱりお庭も綺麗だから腰を落ち着けて眺めている人が多いようです。
のんびりしていいね。
この庭園は大雄苑と言います。
作庭は小川治兵衛さん(七代目)。
通称、植治。
重森三玲さんのことをちょっと知ると、少しお庭のことを調べようとする。
京都でお庭のことを調べれば、必ず名前が上がる人物、植治。
この写真、奥に見えるのが先ほど双龍図を拝見しました法堂です。
慌ただしくても、お庭は立ったままだけでなく、腰を落として見てみるべきなんだと、素人ながらに思いました。
何が良いかわからないまま、すこし興味を持ち始めた今日この頃。
このような感覚は日本人独特のもの、なんて勝手に思っていたけど、すぐそばに腰を下ろしたおそらくはイギリスの老夫婦。
どうやら、私が見つけたアングルと同じような角度が気に入ったようで、とても穏やかな表情で庭を静かに見ていました。
さて、もうちょっと眺めてから、違うお庭を見に行きましょうか。
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