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そうだ、また京都1509初秋(7) 今宮神社 [紀行]

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大徳寺の塔頭、高桐院を目指して歩き、スマホに頼らなくても、もう大丈夫だと分かったので

寄り道をしようと思います。

鳥居が見えて参道を進みます。

 

 

 

 

 

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両サイドのお店から威勢のいい女性店員さんがお参りのあとに、どうぞ寄ってくださいねと声をかけている。

水戸黄門のうっかり八兵衛ならば、間髪入れずに、「ご隠居、食べていきましょうよ」と言うに違いない。

名物のあぶり餅。

 

私はこの写真、右側よりに歩いていたので一文字屋和助さん側からのお誘いが。

老舗にあぐらをかかず、熱心に参拝客ひとりひとりに声をかける。

老舗・・・って、創業が西暦1000年。

うっかり八兵衛の時代どころではない、藤原道長の時代から営業しているお店か!!!

だけど、タイムスケジュールが押し気味なので雰囲気だけ楽しみパス。

反対側のかざりやさんでも近くを歩いている親子に声をかけ始めた。

 

よくある話ですが

一文字屋和助さんには『元祖』がつき、かざりやさんには『本家』がつきます。

 

しつこい客引きには興ざめをしてしまうのですが、何か清々しささえ感じるような2軒のしのぎ合い。

真ん中の石畳が非武装地帯のようで、一文字屋和助さんのお誘いを断った私に対して反対側のかざりやさんからは声がかからない。

これが老舗か!(かざりやさんは創業400年らしい。10世紀と4世紀だよ)

 

また、京都に宿題が出来た(壮大な前フリ)。

両方共食べ比べしないとね。

 

 

 

 

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今宮神社 東門

こちらから入ります。

このあと、高桐院に行くには南の楼門から出れば便利なはず。

 

 

 

 

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新幹線の中でガイドブックを読んでいて僅かな予備知識で今宮神社に伺いましたが思った以上に広い境内。

 

 

 

 

 

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立派な拝殿も見えます。

 

 

 

 

 

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これは絵馬舎かな。

 

 

 

 

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と、首を左右に振りながら拝殿へ進みます。

前を歩く、地元のお父さんが実に参拝慣れをしていて、澱みなく各社を廻っていました。

 

 

 

 

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拝殿と奥に本殿。左に疫社本殿。

平安遷都以降、疫病が流行り、それを鎮めるために神輿2基を船岡山に安置したが、その後また疫病が流行り、船岡山から疫神を移して今宮社としたとのこと。

京都では四神相応(青龍・白虎・朱雀・玄武)の思想があり、北の玄武は船岡山と言われています。

 

 

 

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その後、いつもの京都のパターン。

応仁の乱で荒廃、焼けてしまいます。

 

豊臣秀吉が再興、さらに桂昌院がさらに整備・復興させます。

 

 

 

 

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こちらは織姫社。

御祭神は栲幡千千姫命。

織物の祖神。

七夕の「おりひめ」 に機織りを教えたと言われています。

 

 

 

 

 

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稲荷社、織田稲荷社

 

 

 

 

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境内を廻って思ったのは観光客よりも地元の方の方がいらしゃることかな。

たぶん、四世代がそろい踏みの様子。一番奥に未来の担い手が。

 

 

 

 

 

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絵馬舎

 

 

 

 

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今宮神社は別名、『玉の輿神社』とも言われています。

前述した通り、今宮神社の復興には桂昌院が大きく関わっています。

桂昌院は徳川三代将軍家光の側室であり、五代将軍綱吉の母。

玉の輿の語源は京都の八百屋の娘『お玉』が家光の側室となったサクセスストーリーから埋めれたという説が有力です。

 

 

 

 

 

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こちらが立派な楼門。

この楼門は大正時代のもの。

朱色が鮮やかですね。

 

 

それでは、大徳寺へ、まずは塔頭の高桐院へと向かいましょう。

 

 

ああ、あぶり餅。

 

 


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