宣言通り、今年の夏も京都に行きます。
京都弾丸カメラ散策はこれで何度目だ!?
もともと京都は好きだったけど、約20年近く観光としての訪問期間が空いた。
2012年7月、レンタサイクルを使いながら巡り、やっぱり京都はいいなと思い
2014年の暮れも押し迫ったときに嵐山の天龍寺、清凉寺、大覚寺、仁和寺、龍安寺、鹿苑寺、大覚寺へ。
この散策で大覚寺塔頭である瑞峯院で重森三玲の庭に出会う。
そのインパクトが2015年ゴールデンウイークの東福寺、智積院、方広寺、三十三間堂、六波羅密寺、建仁寺、知恩院を雨中歩いた。重森三玲の代表的な庭がある東福寺をはじめ、今度は多くの仏像や複製とはいえ国宝の襖絵や屏風画、天井画などを観る。
もっと重森三玲の庭を・・・ということでその年のお盆、重森三玲庭園美術館の見学を予約して見に行った。
予約前の時間には南禅寺の塔頭、金地院の名勝庭園や南禅寺の国宝方丈とお庭、やはり塔頭の天授庵の庭を見た。重森三玲庭園美術館の見学の後は下賀茂神社の見学や足つけ行事を体験したり・・・。
しかし、暑かった。
もっともっとと約1か月後のシルバーウィークには鷹峯へ。丸い窓と四角い窓・・・悟りの窓と迷いの窓、血天井などを見学、光悦寺などを観て、今宮神社、大徳寺へ。大徳寺は前回訪問の時に見学できなかった塔頭、高桐院と龍源院へ。蚊に刺されつつ、二条城に移動。この時の道路事情がこれまでの京都訪問の中でもっとも厳しかった。自分で京都は混むよと言っておきながら動かないバスに乗ってしまった。平安神宮にも行ったけど全体的にはもくろみ通り回れなかった一日となる。
そして、2015年の暮れ。やっぱり暮れも押し迫った12月29日。朝一に京都についてバスに乗って大原へ。
三千院や寂光院も有名だけど、一番の目的が宝泉院の額縁庭園。早い時間に訪れたので、人が少ないなか『額縁庭園』を堪能しました。
大原から戻り、曼殊院門跡や詩仙堂、さらには青蓮院門跡、高台寺塔頭であり、ねね終焉の地である圓徳院。
前回とはうって変わっていっぱい廻れました。
今年に入り、ゴールデンウイークに松尾大社へ。
やっぱり重森三玲の庭が訪問の動機になっている。三玲が最後に手掛けた庭がある。
松尾大社に行くと決めたら周囲のスポットを探し、鈴虫寺は大混雑(パワースポットとして女性に大人気でした)、苔寺は事前申し込みが必要。その中で地蔵院はよかったなぁ。
その後、天龍寺の塔頭で特別公開をいている寺院を見学し、移動。妙法寺へ。
大徳寺と同じように塔頭を含めたらもはや境内は一つの町。
特別公開中のお庭がきれいな塔頭を見学したり、龍図を見たり。
ちょっと移動して、三玲の庭がある光明院を訪れたり。
ここまで行ったら、もう行くところがないだろう。
そう思う。
京都市中心部にあり、重森三玲の庭で見られるところはかなり見た。
その中で通常非公開、年に一度、秋になると特別公開されるのが東福寺塔頭である龍吟庵。
今一番、見たいお庭です。
でも通常非公開。門が空いていないけどそこまでは行ったことがある(笑)。でも庭は見えない。見てない。見たい。
秋は平日は仕事だし、土日休日も時間を取りづらいのです。
そこで、秋の特別公開以外に特別公開がないか定期的に調べています。
京都の特別公開を一覧にしたサイトは少なくありません。
龍吟庵は秋以外の情報がないが、目に留まった特別公開がある。
重森三玲の庭に出会った大徳寺。
その塔頭で普段は非公開の聚光院が特別公開される。
狩野永徳がデザインし、千利休が作庭したといわれる百石の庭。
と思ったら、狩野松栄・永徳父子の襖絵が保存のために預けた国立博物館からもともとあった場所に戻り、勢揃いする。
庭に対する興味もまだソコソコであり、襖絵もまだピンと来ない。
でも、なんとくなく凄そう(笑)と思い、日時予約を薦めているので予約した。
だけど、力を入れてキャンペーンをしていることは知らなかった。
そうだ京都、行こう というJR東海の定番キャンペーンの派生で「そうだ京都は今だ」
その第一弾がこの聚光院であり、CMでも流れているという。実際テレビで見たことは今でもない。
常に京都というキーワードで番組録画していましたが、つい先日録画していた番組でも山田五郎氏とおぎやはぎさん達が大徳寺を訪れ、私が重森三玲さんの庭と出会った瑞峯院や、趣のある庭がたくさんある龍源院、そして私が予約した聚光院に三玲さんのお孫さんである重森千靑さんと訪れているではないか。
そして、襖絵や狩野派の勉強不足だった私にたくさんの予習をさせていただきました。
見てみると、私が予約した日時は定員いっぱいとなった模様。
昨年夏と同じように一番の目的地が予約必要であること。
そして、その前後の時間に回れるところに行こうということ。
これが同じ。
だけど、今年は移動距離もそこそこにカメラと時間とできれば京都らしい食を。
いつも言っているけど、京都らしい食を!
では楽しみ。楽しみ。
いつもは行ってからの紀行文を行く前から書いてみました。
だから、0番からのシリーズスタートです。
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