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そうだ京都、歩こう・走ろう・乗ろう [紀行]

キーワードを入力して検索、検索結果より当ブログにお越しいただいている方も多く、その中でも
 
京都・自転車・レンタサイクル
 
というキーワードを頼りにこちらにたどり着いた方が最近、とくに多いのです。
 
京都でのレンタサイクル利用の感想はかつて当ブログでも書きました。
 
その後、何度も京都を訪れてその時の気持ちと今では少し異なることも多く、ここで2016年11月時点での私の気持ちを書き上げてみようと思います。
 
 
いろいろな事情もあり、また新幹線の利便もよく、京都は日帰りエリアだと思っております。
 
2012年7月         (暑い!!)
2014年12月年末(それほど、寒く感じなかった)
2015年5月GW   (思ったほどは、観光客は多くなかった)
2015年8月お盆    (暑い!!)
2015年9月SW (想像を絶するほどの観光客の多さ)
2015年12月年末(思ったほど、寒くなかった)
2016年5月   (やっぱり思ったほど観光客は多くなかった)
2016年8月お盆 (やっぱり暑い)
 
 
5年間で8回、京都に日帰りで行ってきました。
最初の2012年7月にレンタサイクルを利用して、その気持ちをブログにUPしたのですが、それ以降レンタサイクルは利用していません。
 
結果から言えば、私にとってそれのチョイスがすべてを物語っているのですが、もう少し自分なりにまとめて、こちらにたどり着いた方々への参考になればと思います。 
 
 
 

 
 
もともと、京都が大好きだった私。
 
大学生の頃から隔年で、その頃は連泊して訪れていました。
 
しかし、それは大学生から就職直後という時期であり、仕事や家庭の都合でそんなペースでは京都には行けない。
 
 
それから約20年という月日が過ぎ、デジタル一眼レフを購入して撮影スポットを求め自宅のそばを歩き回っていた私は、突如取得した夏季有給休暇を利用して日帰りで京都へ行くことを決断。
 
かつての記憶とWEB上の情報で京都の道路事情は大渋滞。観光スポットへはバスはほとんど網羅されているけど、電車はそうでもない。だから、レンタサイクルを思いつき予約しました。
どこまでも走ろう、そして坂道もあるから電動アシスト付き自転車のラージバッテリー搭載車を予約しました。
 
久しぶりに京都を訪れたこの日の状況を箇条書きに挙げます。
・7月末の平日。子供たちは夏休みだが、社会人は働いている。
・2016年と比較するならば、外国人観光客は非常に多いとは言えない。
・天候は晴天。気温は35度を超える猛暑。
・自転車で走ってみる限り、日中は幹線道路もそれほど混んでいなかった。 
・時間貸し駐輪場はちょうど整備が進み、市営駐車場の傍らに停められたり、多くの寺社も駐輪スペースを設置していた。
・駐輪場の自転車を停めて、清水寺や二年坂・三寧坂、高台寺・・・と見て回り、もうすぐ円山公園や八坂神社なんて思っていたら、自転車から随分と離れてしまった。
・ラージバッテリー搭載車を借りながら、結局は降りている時間が長いわけで、余力十分でした。
・この日はカメラバッグに交換レンズにサブカメラ、汗をかくのでタオルや着替えなど。レンタサイクルのかごにぎりぎり入った。いや、はみ出していた。
・自転車を運転中は首から一眼レフをぶら下げると危ないのでカメラバッグにしまいます。よって、自転車運転中に、あ!ここを撮ろうと思うとカゴからカメラバッグを出し、カメラを取り出し、シャッターを切って、また、しまう。そのような作業を繰り返すと、撮影するのに・・・ま、いいかとやめてしまう。
 ・個人的な感想としては、観光客の自転車運転者はともかく、地元の方の自転車の運転はかなりスピーディー。
 
これが、2012年7月の状況。
 
 
 
続いて、2014年12月29日。
年の瀬、押し迫った頃。東京を出発するときは雨模様ですが、京都駅で乗り換えて嵯峨嵐山駅に到着したころは雨は止んでいた。
学生の頃、渡月橋のたもとで自転車を借りて廻った記憶があり、ほんの少し検討したけど天気も分からなかったので予約をしていません。
 
・天龍寺を正面から入ってお庭を見て、そのまま反対側へ行くと竹林の小径に。
・そこから、歩いていくと野宮神社、常寂光寺、落柿舎・・・しばらく歩いて清凉寺。さらに歩いて大覚寺。
・清凉寺から大覚寺までの距離は自転車があれば楽だったとは思えるけど、天龍寺の正面に自転車を停めたならば、一連の流れでどこで引き返すか?
・嵐山からは嵐電に乗って、仁和寺へ。嵐電、本数が多いから貴重な移動手段。
・仁和寺から龍安寺、金閣寺、大覚寺までは歩き。やっぱり、少し距離があるがバスに乗るほどでもなし。自転車ならば多少のアップダウンあり。
・瑞峯院にて重森三玲の庭に出会う。
・夕方になり、多くの寺院は閉門の時間。雨も降ってきたのでバスで京都駅まで。乗るのも混んでいた。金閣寺方面からやってくるバスは金閣寺で随分と乗客を拾ったのだろう。
 
 
2015年5月3日 ゴールデンウイークのど真ん中。
雨男っぷりを発揮して、雨。
重森三玲の代表的な庭を見るため、東福寺へ。東福寺へは奈良線で東福寺駅まで行く手段があるが、傘を手にして歩き。
・この日は終日雨だったのでレンタサイクルを借りて、それでスケジュールを組んでいたら大変だっただろう。
・東福寺とその塔頭を傘を持って見て歩き、歩きで東大路を北上。
・豊国神社や方広寺、三十三間堂など見て回り、さらに清水寺方面へ。道は大渋滞。GWだからということもあろうが、移動手段として車・バスを選択した人が多いこともあるでしょう。
・バスの乗客の表情を見てみると、浮かない表情。動かないんでしょうね。
・その後、道に迷いながらもそこで、あ!こんなところにと立ち寄ったりしていろいろ歩きました。
・傘を持っての移動と、カメラ撮影は体力を奪い、気力が削られる。
・遅めの昼食を摂っているうちに、二条城が閉城。
・京都御所にて観光終了。すぐそばから乗れる地下鉄で京都駅へ。
 
このとき、夕方に京都駅に向かうなら鉄道だと認識。
 
 
2015年8月 旧盆。
2012年7月に夏の京都を経験していますが、8月は混むのだろうか?
そんな思いを胸に京都へ。事前に一つ予約を入れました。
重森三玲庭園美術館。原則、事前予約が必要で時間指定。
とってもいい天気で暑くなりそうな予感。
 
・庭園美術館の予約時間があり、それに合わせて観光ルートを作る。
・近場でということで小堀遠州の庭が有名な金地院、国宝方丈がある南禅寺、そうだ京都キャンペーンでも有名な天授庵、そろそろ時間かと移動をしてちょっと寄り道したら道に迷った(笑)
・重森三玲庭園美術館の付近、吉田神社の境内を通ったりしましたが、階段などあって自転車だとどうなんったんだろう。
・炎天下でも許せる範囲で歩き、世界遺産下賀茂神社を訪れて、電車で移動。前回も訪れた東福寺方面へ。実は東福寺塔頭にある重森三玲の庭を二つ見逃していたから。
・東福寺から歩きで泉涌寺へ。しかし、ここで熱中症の症例なのか、水分補給をしたけど飲みすぎたのか、お腹を壊す。自転車だったら・・・。
・泉涌寺のあと、間に合えば養源院へとも思ったけど、間に合わない。
・歩きで、どこへ行こうかと適当にふらふらするも暑さに負けてビールモードに(お腹は?)
・タクシーを拾えたけど、京都駅付近で動かない。
 
 
2015年9月。
暦の関係で5連休となった、シルバーウイーク。
この日の作戦は、京都駅から遠いところをめぐって、徐々に内側に
まず訪れたのは悟りの窓と迷いの窓、血天井で有名な源光庵へ
・京都駅で乗り換えて二条駅へ。そこからバスに乗ります。
・京都のバスは混むという印象だけど、朝っぱらは問題なし。これでAMならばバスの活用という印象を持つ。
・そして一日乗車券を購入。
・鷹峯から大徳寺方面へと移動するのに、一日乗車券があるのでバスを利用。ただし、どこで降りればいいのかわからず、結果歩いていけばよかったなと。
・前年年末、大徳寺を訪れたときに公開されている塔頭4つのうち2つしか拝観できなかったので、残りも。
・大徳寺から二条城へ行こうと思う。手にあるのは一日乗車券。バスだね。
・これが失敗。なんだこの東京の朝の地下鉄のような風景は!?乗れない降りれない、動かない。
・この日目論んでいた観光予定が大幅にカット。
 
京都駅付近だけでなく、観光シーズンだと渋滞することを認識。
 
 
2015年12月29日。
前年に引き続き、年の瀬。
これまで自分自身で得た交通事情を考慮し、まずはバスで遠方作戦。
8時過ぎに新幹線で京都駅に着いたら、そくバス停へ。目指すは大原。
新幹線に乗っていた約半分である1時間弱の行程。しかし、渋滞は全くない。
・観光ガイドにある渋滞可能性を含んだ予定時間と比較して、随分と早く着いた。
・もう、大原・・好き!(笑)
・で、大原観光を終えて、戻る手段はやはりバスしかないけど、これも正午過ぎくらいなので渋滞知らず。
・詩仙堂などを廻り、さらにもう一回バスで移動。青蓮院門跡まで。ここも渋滞なし。
・あとはひたすら歩き。時間いっぱいまで観光して狙い通り、最後は地下鉄で京都駅に。
 
これまでで一番交通機関の利用がうまくいき、観光予定も余力十分、いろいろ立ち寄れたり、くつろげた一日でした。 
 
 
2016年5月4日
・再びGWの京都。まず向かうのは松尾大社。これまでの経験で午前中早めのバスならば混まないと踏んで、バス利用。もくろみ通り到着。
・周辺を散策、約1時間半後にバスに乗ろうとしたが、混雑が始まっていた。それでもバス利用。歩くよりは早かった。嵯峨野・嵐山方面へ。
・嵐山からは嵐電で妙法寺へ。やっぱり鉄道は時間が読める。
・JRを乗り継いで、東福寺方面へ。青もみじを見に東福寺、そして重森三玲さんのお庭がある光明院へ。
・その後、電車で東山方面へ。電車を降りて地上に出ると雨。傘を差しながら清水寺方面へ。とにかく人がいっぱい。そして、遅々として動かない自動車の列。自家用車で清水寺至近の駐車場に停めるならば、覚悟を決めるかお昼ごろには出ないとだめだろう。
・遅くまで拝観可能な高台寺でこの日は終えようと思った。プロジェクションマッピングが投影されるとのことで、日が暮れるのを待っていたら、強風で新幹線のダイヤが大幅に乱れているとのこと。この日絶対に家に帰る必要があるので、京都駅へ向かうことに。
・渋滞を避けて、歩きで地下鉄の駅に行こうとする。東大路通りに出ると、想像以上に車が少ない。通りかかったバスの乗車率も少ない。バスの一日乗車券を持っているので乗り込む。すると渋滞知らずで京都駅まで到着。
 
京都駅付近、夕方のバスは絶対にダメだと思っていたが、この日はそうではなかった。
連休の真ん中であり、天気予報通り夕方から雨。推測すれば観光客は天候を予測して夕方の観光を切り上げて、宿の戻ったり、食事に行ったりしているのだろう。先ほど清水の坂を登っているときが観光客の帰りのピークだったのだろう。
 
 
2016年8月お盆。
・三度、真夏の京都。
・特別公開中の聚光院の庭と襖絵を観るために事前予約して向かった。そういえば前年の真夏の京都も重森三玲庭園美術館の見学予約から始まったんだな。
・せっかく大徳寺まで来たのだから、公開中の塔頭のお庭を堪能。
・まだ午前中、バスは有効なはずとバスで移動。
・お昼過ぎからは歩きメインでの移動。もともと歩きでも回れる範囲を事前にプランしていたので、交通機関の利用は無しでいけるが・・・・暑い。
・やっぱり、これまでの夏の京都散策同様に体力を奪われて思い描いた通りの観光はできずに、ビールしか頭に浮かばなかった。
 
 
 
 
と、2012年7月から2016年8月までに8回日帰りで京都に行きました。
 
京都・レンタサイクル・自転車 などなどで当ブログにお越しいただいた方が多いので、私なりに・・・私なりに京都散策にレンタサイクルはどうなんだ?と聞かれた場合、今の考えをここに書きます。
 
前述のとおり、8回京都に行ってレンタサイクルを利用したのが最初の1回だけ。
ここでもう、答えが出ています。
 
私が京都に遊びに行く目的としては自転車利用はマッチしませんでした。
 
私の考えとしては、京都を自転車で走りたい人にはお勧めしますが、観光地の移動手段としては決して最適とは思えません。
これは京都の観光スポットは隣接しているので、次々と観光スポットを巡るうちに駐輪した場所からどんどん離れます。
 
また、全天候型の移動手段でもありません。
 
さらに、普段から自転車に慣れている人でないとちょっと怖い。観光客も多く、自動車も狭い場所を走っている。そこを走るならば、普段自転車に乗っていない人は観光地でけがの可能性も。
条例でそもそも自転車で走ってはいけない場所もあります。 
 
カメラで撮影するならば、コンデジ・スマホならばOKだけどデジイチ・交換レンズを持っていくと苦労します。
 
 
今、私が京都に行くことをプランするならば、どこに行きたいか!
当然、ここから入りますね。
それらをピックアップして、電車の駅から近いか?徒歩で結べるのはどこか?
鉄道網から離れているスポットを朝一にバスで向かい、観光の最終ポイントは鉄道に近い場所にする。
今も、2016年年末にもし京都へ行くならば・・・と考えています。
 
 
決して、自転車を否定しません。
機会があれば乗りたいのですが、その時はこれまでの京都へ行く趣旨を変更したとき。
スポーツ系の自転車で京都を走り、カメラでなく自分の目で楽しむならば。
そんなときかな。
たぶん、まだカメラはデジイチを使うつもりなので、先の話になるかもしれませんが。 

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