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トラウマと風化 [ライフ]

ワイシャツに袖を通し、まだボタンを留めていない。

下半身はパジャマ替わりのスエット。

まあ、人さまには見せられないような恰好をしているときに、我がスマホが耳に触るような音を発した。

アプリ、なまず速報が果たして震源地と震度予測がどう表示しているか取り上げようと思ったときに、プライマリーウェーブが我が家にも届いた。

前兆とも思える揺れの中でスマホを見れば、宮城県沖進度5弱と予想。

そして、セカンダリーウェーブが到着。

震度の点ではもう、これまで何度も経験した震度4のはずだが、今朝のそれはドーンではなく、巨人の大きな手で揺らされた感覚。

そして、長い。

これは・・・

 

 

まずは、スエットを急いで脱いでスーツを着用。

これで、少なくとも恥ずかしくない。

テレビを点けて、まず民放が映った。

こんな時はNHK・・・と思いきや、津波警報を放送するのにわずかにギャップがあった。

私がチャンネルをザッピングする中で一番、津波警報・注意報を出し始めたフジテレビをしばらく眺めていた。

その後、小名浜の押し波・引き波が一番観やすかった日テレに移行。

 

やや心配ながらも、あの日までの惨事にはならないと思ったので、出勤。

 

電車内でもスマホで情報チェック。

支社や得意先、取引先のこともあるけど、もっと大きな視点でどうしても3.11を思い出すから。

 

関東に住む私たちが思い出すならば、あの日も今も東北で生活する人は瞬時に記憶がよみがえるのでしょう。

 

しかし、想像以上に津波や河川の遡上の様子の動画がUPされている。

スマホの普及率もあり、情報収集も容易となったこともあり逃げなかった人もいるという。

その動画があるからこそ、分析もできるのかもしれない。

 

今回、あの日と比べれば被害は軽微と言えるでしょう。

だけど、何かひっかかる。

上手く言えないけど、ひっかかる。


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