そうだ京都、行こう2017師走(4)常寂光寺
大河内山荘庭園を出て、次の目的地を目指します。
このルートはこれまでの京都散策でもたまにあった行き当たりばったりではなく、一応は計画していたルートに基づいております。
山荘を出て、まず目に入ったのは御髪神社(みかみじんじゃ)。
文字通り、髪にご利益のある神社。
ここに立つ、日本人観光客の中には自虐的発言や、これは行かねば!と小走りする人も。
髪の毛に関してのお願いはいろいろあると思いますが、御髪神社にお参りする人の代表格が理容・美容関係の人たち。なるほど。
池沿いを歩いて、ほどなく目的地に到着。
常寂光寺です。
3年前の2014年12月は中までお参りせずに通り過ぎました。
その時、確か入口に工事中と貼り紙があり、全行程の限られた時間で取捨選択して見逃しております。
今回はぜひ、お参りしようと思っておりました。
小倉百人一首でも知られる、小倉山。
常寂光寺はその小倉山にあり、山号も小倉山です。
拝観料を納めて、中へ。
仁王門。
外国人観光客も記念撮影しておりますが、私もこの仁王門、とっても雰囲気があり彼らが立ち去ってから撮りたい!と思っていましたが・・・なかなか撮影が終わらない。
まあ、仕方がない。
雰囲気があるなぁと思って眺めていて気がついた。
仁王門では珍しく茅葺屋根なんだ。
伝運慶作という仁王さん。
この仁王門は常寂光寺で最も古い建物。
移築されたのが1616年。もともとは1300年代に建てられたものを移築したそうです。
天龍寺からあまり離れていませんが、戦火もここまでは来なかったのかな。
さて、石段。
石段高所恐怖症の私。
右の方には女坂というか、なだらかな道もありますが・・・
うーん。
踊り場も手すりもない、絶妙な構造。
まあ、それでも愛宕神社の石段や鶴岡八幡宮の石段に比べれば大丈夫かな。
よし、行こう。
振り返ると足が止まり、中立だと後ろに引き込まれる気がする。
だから、こんな石段を登るときに私が取る行動は、徐々にスピードが増し、前のめりに登りきる。
間髪入れずに登りきる!
登りきって、振り返る。
ああ、怖かった(笑)
これがルーティンワーク。
さて、前回訪れたときは改修工事中だったご本堂。
こちらでお参り。
スマホにやたらメールが着信されており、こちらでチェック。
うーん、静かだ。
メールの着信は、ブログを更新したので早速、nice!がついたとのお知らせ。
ツイッターのいいねに近いんだろうけど、ソネブロのnice!については色々過去にあって私はコメントなしのnice!は削除させてもらっています。nice!の足跡はリンクとなり、リンク先はアフリエイト広告だらけだったりする。
アフリエイト誘導じゃなくても、nice!の獲得競争のためにお返しnice!を求めての乱発だったり。
しばらくお休みしていて忘れていたけど、nice!を残した方々のハンドルネームとアイコンを見て、その常連さんを思い出した。
消し、消し。
さて、散策再開。
ご本堂から順路に沿って進みます。
常寂光寺妙見大菩薩縁起。
北極星、北斗星を象徴した菩薩様です。
ここで振り返ると
嵯峨の町並みと遠く、比叡山が見えます。
順路に沿って歩くと
国の重文である多宝塔。
そして、外国人観光客にも優しい、
フリWi-Fi
時代ですね。
さて、そろそろ下りましょう。
冬だと緑が少ないのですが、大河内山荘庭園でも常寂光寺でも苔が冬枯れの中で鮮やかな緑を映し出してくれます
下りるときは、あの急な石段を下りようなんて全く思うことなく、なだらかな石段を下ります。
楓でも有名なお寺ですが、
沢山の落ち葉があり、それをお寺の方なのか業者の方なのか熊手で集めている最中でした。
これだけ集まると圧巻。
さあ、次はあそこに行こう。
コメント 0