そうだ京都、行こう2017師走(10)建仁寺その2 [紀行]
建仁寺を訪れ、しばし大雄苑のお庭を眺め、雨宿りをしているつもりが年の瀬に早く傾く夕陽を眺めていた。
立って、私の頭越しに庭を眺めている人も増えてきたので、やはりお庭は座ってみるものと思い、腰をあげます。
庭の向こうに見える法堂へ。
外履き用のスリッパに履き替えて、法堂へ。
前にも訪れているので、天井にいる龍は知っているのですが、やっぱり凄い。
小泉淳作氏の阿吽の双龍図。2001年の作品で2002年に建仁寺に奉納されました。
建仁寺創建800年の節目の年でした。
妙心寺の狩野探幽の雲龍図も見ましたが、禅寺の法堂の天井に龍の図が描かれることが定番らしいのですが、建仁寺の法堂にはなかったそうです。
小泉さんの双龍図はまだ新しく、天龍寺の加山又造氏の作品も1997年の作品。
でも将来、狩野探幽の雲龍図同様に写真を撮らせてもらえなくなるかもしれませんね。
もう一回、大雄苑へ。
先ほどに比べると随分と人が減りました。
みんな、違うお庭を見に行っているのかな。
枯山水庭園。
水を使わずに水を表現し、それが人の生き様だったり、思想を表したり。
ちょっとずつ庭を見ているのですが、まだまだ分からないことばかり。
でも、なんとなく感じる部分があるのです。
Don't think.feel
ということか。いや、それは逃げか(笑)。
さて、そろそろ本堂北側のお庭を見に行くとするか。
※この後、今回の京都訪問の印象を決定的にする出来事が待っているのです。
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