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僕の生きる道 心を入れ換えて頑張ります [中村先生と共に生きる人々]

2003年に放映されたドラマ「僕の生きる道」放映開始から三年半が経過しました。今日もまた中村秀雄先生を見守り、また触発された人々を追ってみましょう。

最近は中村先生の教え子が続きましたので、今回は先生方の中から選んでみましょう。と、言う訳で

岡田力先生(鳥羽潤)です。

陽輪学園で世界史を教えております。年齢はのちに中村先生の奥さんになる秋本みどり先生と一緒ですが、若干遠回りをした模様でキャリアは一番浅いようです。

ただ、気になるのは担任として受け持ちがあるのか否か。一年先輩のみどり先生が副担任なのに、岡田先生が担任教師というのはいかがなものでしょうか?

中村先生達が一塊になって座っている職員室後方には八人の先生がいる。みどり先生は副担任だから、残るは七人。

ABCDEEG・・・七クラスです。

うーんやはり岡田先生は担任をしているのでしょうか?

先輩の中村先生が一番後ろというのは、並び順が受け持ちクラスの順番なのか。ならばE組担任が妥当な順番かな。

でも、なぜみどり先生より先に・・・。ああ、そうか!担任は一クラスの面倒を見れば良いけど、この構成人数ではみどり先生が全てのクラスの副担任だ(?)。7クラスだよ。そりゃあ大変だよ。キャリアの浅い岡田先生には7クラスの副担任は厳しいね。

えー、馬鹿な事を言ってますね。

でも、脱線続きでこのまま行くよ。他の学年は先生足りるのか?だって、教員室の前方には一塊しか先生いないよ。一学年分はどうなった?

ああ、そうか!

中村先生が教える世代はたまたま、入学許可をたくさん出した。それは学園経営をしていく中で試験的な意味合いがあったのだ。有数の進学校である陽輪学園だから入学希望者も多い。なら、ちょっと多めに受け入れてみよう。でも、やはり生徒が増えるとその教育も影響が出る。だから、一年の検証で従来の態勢に戻したんだ。うんうん。

前側の先生方で二学年分です。そう、秀雄さんが3Gを受け持ったときに1年・2年は元通り学年あたり3クラスに戻したのです。そうなんだそうなんだ。

 

脱線から戻しますね。申し訳ない。

岡田先生は必然的にパシリになってしまいます。

お弁当の買い出し、教頭に止められている空調の操作、お茶入れ、飲み会の予約など。日々の事ですので、任せておいてくださいと言い切れるほど手慣れていきます。

ただ、回数を重ねてもなかなか巧くいかないこと。

それは合コン。

回数はこなしているようですが結果が出ないようです。一度郵便局のお姉さま方との合コン風景を拝見しましたが、あれじゃあ苦戦しそうですね。

それにあの合コンには“達人”久保先生も出席していたから尚更です。

合コン以外にもアイドルチェックは欠かせません。本当の芸能人だけでなく、その予備軍的な素人の女子高校生まで出ている雑誌を購入しています。それに教え子が出ていればびっくりだね。

秀雄とみどりの交際にも全く気がついていませんでした。驚き、周りの先生に確認します。まさかと思っていた赤井先生(嘘ついてるね・・・)や古田教頭(理事長に全てを聞いていた)まで知っているから、岡田先生はショックを受けます。何で教えてくれないと問い詰めても麗子先生は

「春よねえ」

ですから・・・。

 

では、岡田先生が同僚教師達と仲が良くないかと言うとそうでもありません。帰りに飲みに行くのは度々です。グラウンドでトスバッティングをしたり、体育館でバスケットもします。理想とする久保先生や一回り年上の赤井先生にも言うときには言います。家出をした赤井先生が岡田先生を頼りにするのも、親しさの表れでしょう。

岡田先生の世界史の授業のシーンは殆どありません。ただ授業の終わりかな?補習の勧誘をしていました。ただ世界史も選択科目であり、受験で必要のない生徒達は生物の授業動揺に内職の時間になっていたのかもしれません。

若い、岡田先生は先輩である中村先生の病気を知り、なおも教師として成長していく秀雄さんを見て、強く感じる部分がありました。

既に知っていた麗子先生と久保先生に連れられて知らなかった赤井先生と共に飲みに行きます。努めて明るく振舞い、あの話題には触れないようにしますが、どうしても話は中村先生の話しになってしまいます。(トイレットペーパーの話)。

赤井先生が耐えられませんでした。それに続き岡田先生も涙が出ます。既に苦しんだ麗子先生と久保先生は優しくそれを見守ります。

岡田先生は死を目前にしながら、結婚する。最後まで生き抜く決意をした中村先生を見て決意をします。

「泣くのは今日だけだから。僕、日々の生活を見直して、心を入れ換えて頑張ります」

ただ、翌朝、忘れ物をして帰った学校の教員室のソファでそのまま眠ってしまいます。

岡田先生、その日は自己嫌悪だったでしょうね・・・。

 

こうして、中村先生の体の事を知った岡田先生を含む先生方は中村先生が最後まで教師としてやっていけるよう全面的にサポートして行きます。

そして、以外に早く中村先生が倒れる日が来てしまいました。

合唱存続に関して古田教頭と話していた中村先生が意識を失い、転倒します。横に居たみどり先生と席に居た久保を先頭に居合わせた全ての先生が駆け寄ります。久保の迅速な指示で岡田先生は救急車を呼び出します。

ですが、岡田先生は動揺を隠せません。救急隊によって中村先生はみどり先生に付き添われ病院に搬送されます。残された先生達は不安ですが、岡田先生は乱れてしまい、つい死と言う言葉を口にしてしまいます。しかも、これを生徒に聞かれてしまいます。麗子先生のビンタで我に返りますが・・・。

若いが故に経験が少なく、先輩の死という事態に動揺し続けます。勿論、このような経験を何度もしている人もいないと思いますが・・・。

ただ、中村先生の行動に刺激を受けたように、麗子先生や久保先生をはじめ、中村先生をサポートする諸先輩を見て、岡田先生はそれを吸収していくことでしょう。

きっと中村先生も驚く位、立派な教師に将来なってくれると思います。


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