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江田島で教わった事 [歴史と出会う]

先日、江田島の海上自衛隊の見学をさせていただいた時、案内していただいた教官から色々教わりました。

先日の早い点呼の方法。あれが本当の自衛隊もしくは海軍の点呼の仕方という訳では在りませんが、ガイドさんが無法者の私たちの人数確認に戸惑う様子を見て、その方法をとりました。

感心したのは、状況に応じて適切な方法を選択する出来る。勿論、選択するような様々な方法を持っている。点呼ひとつと考えず、日頃の仕事や生活にも言えることですね。

士官候補生の育成だけでなく、中学・高校を出て勉強しながら将来自衛隊員を目指す若い子たちもそこにはいます。

丁度、今月の28日が江田島地区自衛隊記念行事のようで、式典の行進の練習を夕闇迫る緑のグランドでしていました。僕らの点呼・整列のような乱れた列ではなく、真っ直ぐ綺麗な列でした。

この海上自衛隊の式典って見ることは出来るのかな?とホームページを見てみると一般公開はしてません。と書いてありますが、いつもの定時見学は出来るので、その時間(10時の見学スタートに間に合うように9:30過ぎ頃に門で申し込む)に合わせて見学すれば観閲式にビンゴです。

でも、自衛隊記念日って28日だったっけ・・・と調べたら11月1日でした。

多分、土日に行事を持ってきたのでしょう。

 

さて、江田島訪問後はフェリーやバス、ホテルや空港など集合する場所全てで整列点呼を行いました。

そして、その後の行動に影響を与えた、もう一つ教官に教わった事。それは教官から質問のように始まりました。

 

「あなた、万歳出来る?」

 

 

そう言われた、僕ら一行の一人が万歳をして見せました。

それは僕を含めて、皆そうだろうと思った方法。

腕を前から上の方に振り上げ、手のひらを見せながら掲げる。

 

「うーん、違うんだよね。」

 

と言って、教官はお手本を見せてくれた。

足は肩幅で構え、右足を半歩前に出しながら、腕を前から上へ振り上げる。

決して手のひらを前に向けず、内側へ。歩く時に手を振りますよね。そのまま上へ持っていく感じです。

 

「手のひら見せるとお手上げだよ。」

なるほど・・・万歳三唱しているつもりがお手上げ三唱していたんだ・・・

確かに景気は回復しているとは言っても、決して楽じゃありません。

お手上げしてられません。

 

ということで、元安川の上で牡蠣三昧の宴のあと、普段なら三本締めをするところ、誰が言い出すわけでもなく万歳三唱をすることに。

でも、船上の宴会場で大人数が半歩前に出すのは大変でした・・・・・。

 

宮島観光の時には現地のガイドさんが帯同して説明いただきました。

ハンドマイクを使って案内して頂いたのですが、近寄らないと聞こえません。大人数なので、諦めて修学旅行生を引き連れているバスガイドさんの前を歩き、そっちを聞いていました。

江田島の教官はハンドマイクなど使いません。屋外でも何を話しているかよく聞こえました。あの教官に宮島のガイドもして欲しいななんて冗談を飛ばしていたら、海上に手漕ぎボートが三艘現れました。

「あ・・・自衛隊」

あの教官ではありませんでしたが、彼らの海上から伝わる声はそばに居るガイドさんの拡声器を通す声より大きかったです。

先日の記事には写真や文章を掲載しませんでしたが、大正6年に作られた鉄骨煉瓦石造の大講堂にも入りました。

幹部候補生や自衛隊生徒の入校・卒業式にも使われ約2000人収容できるそうですが、その時もマイクを使わないと言っていました。(この教官たまに冗談を言うから嘘かもしれない・・・でも、吹き抜けで教官の説明は大きく聞こえました。音響効果を考えた作りなのかも知れませんね)

江田島や宮島の写真、後ほどHPの方に掲載するつもりです。


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