襷の重み [ライフ]
お正月も3日目。そろそろ、飽きてきた頃ではありませんか?
私は宣言どおり、テレビの前で母校の応援です。
お正月って言えば、箱根駅伝!!と言えるくらい毎年、楽しみにしています。
でも、楽しみにしていると見ているほうは簡単に言いますが、これほど残酷な団体競技は他に想像出来ません。
試合中に故障を起こすと、選手交代も出来ない。
交通規制の関係でトップ通過から20分経過すると、繰上げスタートとなってしまう。
特に鶴見中継所では毎年、優勝争いとは違った形でドラマが生まれる可能性がある。
前日の大手町からスタートして、箱根路を上り、そして帰ってきた襷。
選手たちやサポートしてくれている気持ちがこもった襷。汗のしみこんだ襷。
それが、目の前で号砲がなり、繰上げスタートされてしまう。
決して、当該ランナーだけの責任ではないのでけど、渡す事の出来ない襷を握り締めて、自分を責めてしまう。
また、急遽襲われる、体の変調。故障や脱水症状。痙攣。
走り続ければ、選手生命、いや生命の危険もある。
これまで、何人の選手がふらふらになりながら、襷をつなぐことだけを本能に中継所まで帰ってきた風景を見たことでしょう。
そして、監督が選手を止めたことでしょう。
こればっかりは、テレビで観ている僕には想像も出来ない世界なんです。
だから、ホントに無事に走りきって欲しい。
母校の選手も、全ての選手も。
そして、出来れば全校、自分の学校の襷をつなげて欲しい。
そんな思い出毎年見ております。
今年も、とても白熱したレースでしたね。
興奮した、二日間でした。
え?母校の結果?
これを書くと、随分と私のことが特定される可能性があるので、やめておきましょう。
本当は「やったー」と叫びたいのかもしれませんし、「あああああ、残念・・・」と思っているのかもしれません。
努めて平静な気持ちで書くようにしています。
とにかく、選手の皆さん、お疲れ様でした。
ゆっくりと休んで、お正月休みを取ってくださいね。
小さな、イヒッ
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