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自分の命があと24時間 (2)浅野和之 [僕の生きる道 OneDay]

もし、自分の命があと24時間しか残されていなかったらあなたはどうしますか?

2003年1月から放映されたドラマ「僕の生きる道」の終了後、2003年7月7日に放映された

SMAP×SMAP 特別編 僕とあなたの生きる道~oneday~

の中で、投げかけられた問いです。

このドラマはテレビで観た僕らだけでなく、出演した役者さんにも大きな足跡を残したようです。ベテラン俳優から、若い役者さんも。

では、番組でのやりとりを書いてみましょう。

 

 

その日
中村秀雄の妻・みどりは
全員に同じ質問をした。


 教頭先生  古田 進助             
Kazuyuki Asano 
浅野和之


やや、ぎこちない挨拶から始まった。

浅野さんも久しぶりに、髪をびしっと分けて矢田さんのインタビューを受ける。

既に教頭先生に成りきっていて、長い間教師をしていてインタビューを受けるのは初めてだと・・・。

 

「自分の命が、あと、24時間しかないと今言われたら教頭先生は、何をしたいですか?」

やや困ったなとフリをしつつ、実はしっかりと答えが浮かんでいたようだ。

「家族と山に登りたい」

実際には山じゃなくてもいい。社会や人ゴミから離れたい。

社会と遮断したい。時間を止めたい。

何も残さずに逝きたい。

24時間逝ってしまうことに集中して、自分で受け止めたい。


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