昨日、夢を見た。ずっと昔の夢（１）

記事を書く前に一つだけ説明を・・・。
この一連の秒速５センチメートルロケ地巡りシリーズのタイトル

「来年も一緒に桜、見れるといいね」「ねえ、まるで雪みたいだね」、そして今回の「昨日、夢を見た。ずっと昔の夢」

秒速５センチメートルは３作の連作短編で構成されていますが、第１話の「桜花抄」、タイトルネームを冠した第３話から明里の台詞から引用しています。早いところ、「コスモナウト」から引用したいものです。種子島か・・・。

さて（笑）、気を取り直して今回の探訪記のスタートです。実は１月の３連休か月末位に明里が転校した岩舟に行ってみたいと漠然と考えていました。

１月３日の夜、それも遅くなって携帯がメール着信を告げました。
内容をチェックすると会社の先輩から・・・

『急な話だけど、明日ゴルフ行けるか？』

え？明日は会社だろ？
慌てて電話を掛けて確認。どうやら、僕らレベルの連中はお役御免となったらしい。（仕事納めの日、イントラのメールで配信していたらしいが見逃した？でも、携帯に転送されるはずなのに・・・、宛先に僕を忘れたな！）

ゴルフは指と昨年捻った足首が完治していなかったのでパス。
元々夕方に予定を組んでいたが、ちょっと時間が出来た。

行くか！

 

翌日ＡＭ７：４０

上野駅にいた。

サックに取りあえずデジカメと携帯電話、それと朝食用のおにぎりをひとつ放り込んでやってきました。

 

仕事始めの方も多いようですが、いつもの上野駅前の人通りはありませんね。まだ、お正月ですね。

 

上野まで地下鉄でやってきて、乗り換え。
さて、ＳＵＩＣＡが使えるかどうか、自動券売機で帰る料金なのか、切符売場へ行ってみると券売機で買えるギリギリの料金でした。そして、ＳＵＩＣＡも使えるようで（上野はもちろん使えますよ、出る時ね）、携帯をタッチして宇都宮線ホームを目指します。

このような行動からも下調べをしていないことがお分かりだと思いますが、上野駅まで行く間に携帯で出発時間と、夕方戻るのに間に合う限界時間をチェック。

今、７：４０

東北新幹線　７：４６発やまびこ２０５号があるんですが、往路で貴樹と同じように（？）野木駅の様子を見てみたいので新幹線はパスです。復路、時間が無くなったら帰りは利用するかもしれません。

 

宇都宮線（正式名称は東北本線）のホームへ行きます。
７：４５発の各駅停車宇都宮行き

７：５８発の快速ラビット号宇都宮行きが途中抜かして行きますが、やはり野木に停車しません。

そんな訳でこの各駅停車はラビット号に乗るためパスする人が多いのか、出発直前ですが、ガラガラでした。

よく見ると、前より２両はＢＯＸシートがあります。
普段はあまり利用しないＢＯＸシートですが、貴樹と同じように（貴樹は上野発じゃないし、途中まで立ちっぱなしだったけど）ＢＯＸシートに腰かけます。

 

旅が始まりました。

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