昨日、夢を見た。ずっと昔の夢(3) [秒速5センチメートルロケ地]
映画・小説「秒速5センチメートル」を巡る旅も、久喜駅を過ぎて、そこもここも映画に登場しているシーンばかりとなってきます。
冷たいおにぎりを頬張りながら、しばらくすると最初の目的地に到着します。
貴樹は降りなかった駅ですが、僕は降りてみようと思います。
ところどころ剥げかかった看板ですが、貴樹が車内から眺めた駅名表示板です。
※記事内に小説・映画「秒速5センチメートル」の内容に触れております。ネタばれ注意。
貴樹は次の乗り換え駅、小山の二つ手前の野木駅で約束の時間19:00を迎えます。
映画の中では雪に包まれていますが、少しずつ陽が高くなり、柔らかい日差しに包まれています。
こうやって写真を撮っているうちに思わぬハプニングが・・・。
電車がやってくるアナウンスが・・・。
写真をよく見てみましょう。
電車が到着したのが9:00ちょうど。
降りて周りを眺めてカメラを構え始めたときに次の電車が到着するとのこと。
なんと!! 4分間隔でした。(いやぁ、貴樹に申し訳ない)
9:04発小金井行きです。小金井は小山のひとつ先の駅ですね。
慌ててシャッターを切ります。
本当は上からも撮影したかったのですが、これから歩いて回り、戻る時間的余裕を考えると乗った方が賢明と思い、わずか4分間の滞在時間で野木駅を後にします。
電車は両毛線との乗り換え駅、小山に到着します。
新幹線も停車する小山駅。左上が新幹線の駅。その下が両毛線のホーム。
右は東北本線のホームです。
劇中にも登場したベンチ群。
宇都宮競輪の看板は一緒ですが、小山冬祭りの横断幕はありません。
両毛線の場所を確認して・・・
なんですが、実は次の両毛線の発車時刻は9:23は9番ホーム(本来は宇都宮線)からの出発。
ということはさっき到着したホームの反対側がその電車だったんです。
一日に数本、両毛線は9番線から出発します。
駅員さんは6・8番線に降りる階段に陣取って、次の発車は9番線ですよと、看板を用意し、二人がかりで案内をしております。それを逃すと次の出発は9:59となりますからね、30分以上待つこととなります。
でも、僕はあのホームに行きたいので次の電車を待つこととします。
・・・・ん?
なら、さっきの野木駅でもう少し撮影してもよかったじゃないか?
ああ、下調べしていない僕が悪いのですが・・・。
貴樹は乱れたダイヤの中、出発間際の両毛線がいるかもしれないと思い、両毛線のホームへと駆けて行きます。
僕は9番線へと案内する、駅員さん二人が先発の両毛線が発車したあと引き揚げるのを待って6番線のホームへと降りて行きます。
ちょっと低い天井、階段です。
全力疾走して駆けると、身長の高い人は頭をぶつけるかも・・・、そんなことはないか。
駅のホームに降りると、6番線にも8番線にも電車が到着していた。
6番線に停車中の電車は劇中にも登場した115系の車両が見えます。
上野駅でたまに見ている気がしないでもないが・・・。
あまり電車に詳しくないので、申し訳ないですが、取りあえず今日はこれに乗りたい。
8番線の車両はこれから両毛線の主力となっていくだろう211系統の車両ですね。
で、ところで先発はどっちだ!?
映画の中では貴樹が見上げた電光掲示板はどれ?
電光掲示板ありません。
時刻表に載っている発車番線で6番線が9:59発の先発電車と分かり、115系に乗れることとなりました。うん、良かったよ。
さて、電光掲示板の代わりにあるのが・・・
カーブミラーです。
なんなんだ?と思いつつも、想像ですが、さっき通ってきたあの階段と通り道を車掌さんの位置からも見通せるようにしているのではないでしょうか?
この電車を乗り過ごすと、次は46分後ですからね。車掌さんがやさしく待っていてくれる(?)のかな。くれぐれも走って、頭ぶつけないように。(しつこい)
映画では『両』が点灯していましたが、点いておりません。
両毛線、高崎行発車時刻までまだまだあります。
もう少し、ホームを見て回ります。
コメント 0