知らない人も、忘れた人も、忘れない人も、忘れられない人も [ライフ]
防災行政無線が何かを伝えている。
海抜は低いけど。海岸から離れている。
今日はテレビを点けている限り、番組放送中だろうとCM中だろうと常に日本地図がそこにある。
夕ご飯時に鉄腕DUSHを見ていたら、小笠原諸島がどんな位置?と分かり易くする為に日本地図を放映していたので、日本列島が二つ並んだ画面となった。
昨日、チリでの大地震と聞いた瞬間、真っ先に津波と思った人も多いでしょう。
私も生まれていませんが、50年前に起きた津波、太平洋を挟んで南半球から、ほぼ真裏に近いところで起きた地震によって津波が押し寄せるんだと、知識として知ったあの津波。
約3ヶ月後にはチリ地震津波から丸50年を迎えるところだった。
50年前の津波を知らない人は今回の物々しい対応を、何故と思う人もいるのかな・・・何て思ったりする。
三陸地方の避難されている人の中には50年前の津波の体験者もいっぱい居たようだ。
今は色んなシステムを駆使して、津波の到達をいち早く察知しようとしているし、世界でもトップレベルのシステムを確立しているのも、過去の津波の被害を経験しているからこそでしょう。
テレビが見にくいなんて言っちゃいけませんね。
今回は住民、行政などある程度の時間があったので、色んな準備、こころの準備が出来たけど、そう考えると北海道南西沖地震の際の奥尻は地震発生から数分で到達したから何も準備など出来ない。でも、その際助かった人の中には更に10年前の地震による津波を経験していたから、即刻高台へ駆け上がったから助かった人もいる。
チリで被災された方には心からお見舞い申し上げ、日本でもまだ避難所にいらっしゃる方々や被害を最小限に留めようと奮闘されている皆様にもお見舞い、感謝申し上げます。
まだ警報は解除されませんが、これ以上被害の無いようにとお祈りしております。
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