僕の生きる道と共に生きる道 [僕の生きる道]
日本各地でドラマ「僕の生きる道」が再放送されているからか、このブログにたどり着いた方が増えているようです。
最近では日常であったり、カメラを持って出歩いたりという事が目立つブログですが元々は「僕の生きる道」から生まれたブログだし、既に閉鎖したHPから数えてみると、もう6年もWEB上に足跡を残していた。
でも、最近あまり「僕の生きる道」のことを書いてなかったなぁ。
お客様も多いし、何か書かなきゃ・・・
ん~
ん~
・・・・・・・・
あ、そうだ。「僕の生きる道」と並んでこのブログで取り上げている記事が映画「秒速5センチメートル」
僕の生きる道で、みどり先生が国語の授業で読みあげていたのが夏目漱石の「こヽろ」(こころ)
秒速5センチメートルで、大人になり、結婚を目前に控えた明里が東京へ向かう電車内で読んだ本が「こヽろ」だった。
それと
僕の生きる道で、中村先生が生物の授業に使う為に持ち込んだ模型がカンブリア紀のアノマロカリス。
秒速5センチメートルで、小学生の貴樹と明里がファーストフードで読んだ本について語りあった中に登場したのがアノマロカリスだった。
大した、接点じゃないけど、繰り返し何度も何度も何度も何度もドラマや映画を観ていると、『おっと』と何か見出すことが出来ることが嬉しかったりするのです。
ドラマや映画を観るスタイルは色々とあると思うのですが、私は「移入」、もしくは「空想」
作品のどこかに、自分が当てはまる部分があると、ハマってしまうことが多い。
もしくは、自分には出来ないこと、したい事を作品内でやってくれると、魅入ってしまう事がある。
映像だったり、脚本だったり、音楽であったり、役者であったり、放送時間であったり、色んな要素でドラマへの思い入れは人それぞれ変わると思う。
私の場合、気に入った作品は、「観る」ものから、ちょっと違う物へ変化しているのかもしれない。
それをどう表現すればいいのか、難しいのだけど・・・
僕の生きる道では、自分を「みどり」に置き換えることが出来た。
僕の歩く道では、自分をテルの妹「りな」に置き換えることが出来る。いや、自分をそこに置くだけでなく、大竹家を自分のそれに当て嵌めることが出来る。
僕の3部作のうち、もう一つ「僕と彼女と彼女の生きる道」があるけど、私のブログの中でそれが登場することは他の2作品と比較して、極端に少ない。
確かに「僕の生きる道」の流れから、楽しみにし、全話観たし、凛ちゃんはかわいかったし、今では凛ちゃん役を演じた加恋ちゃんも中学生になって(あ、もうすぐ誕生日のようだ)、少しずつ大人っぽくなってきているようだ。
だけど、このブログではなかなか登場しない。
そう、あのドラマには自分を当て嵌める場所や、自分には出来ない事をやってくれているということでもない。
となると、どうだろう今度の映画「僕妻」は?
「サク」(もしくは、原作を読んでいるのでタクか!?)に感情移入出来るかもしれない。
いや、それ以上にドラマ「僕の生きる道」のラジオドラマ『もう一つの僕の生きる道』の結城香奈を思う神林武志を思い出すかもしれない。
私にとって、『僕の生きる道』を“好きな”ドラマとは表現しにくい。
もしかしたら、長い付き合いだからこそ厳しい事も言い放つ『友』なのかもしれません。
私も『僕の生きる道』の分析を暫く中断してましたが、再開しました。
7年前のドラマですが、ロケ地だけでなく背景に入る物も変わりましたね。
みどり先生のケータイは厚いしアンテナは出っ張てる。
PCのモニターはCRT。
テレビは四角で、これまた厚い。
あと5年もすると2000年頃のドラマを作るが大変になるんですね。
by CYPRESS (2010-12-13 23:20)
7年て、思った以上に変化しますね。
ロケ地で知っている限り
アパート、ブランコ、陽輪学園円形校舎、敬明会病院、病院前の公園、秀雄の故郷のニコニコ!の記念撮影場所などがもう無くなっている。
もし、このドラマをリメイクしても時代も変えた物にするしかないですね。
秀雄のアパートも、薄型テレビ、コードレス電話、ドラム式洗濯機、食器洗浄乾燥機、蛍光灯ではなくペンダント式の長寿命。
私の知っている「僕の生きる道」は成立しないだろうな。
by maeboo. (2010-12-13 23:48)