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明里は手紙を書き終えた [秒速5センチメートル]

3月4日

東京は良い天気でした。

豪徳寺も、大宮も、小山も、岩舟も・・・。

 

小学校の卒業時。転校していく明里にちゃんとしたお別れの挨拶も出来なかった、遠野貴樹。

中学生になり、明里がちょっとした勇気でだした手紙から文通が始まる。

きっかけは明里から。この位の年齢では女の子の方が一歩大人へ近づいている。

 

 

ちょっと、遅かったけど勇気を振り絞った貴樹。

あの映画の中では、今頃は両毛線の車輌の中。

物凄い雪で動かない両毛線の中。

貴樹が書いた、明里への手紙は小山駅構内の突風に飛ばされた。

 

お母さんに手伝ってもらってお弁当を作り、岩舟駅へ走って行った明里。

約束の7時を過ぎても貴樹は現れない。

貴樹への手紙は岩舟駅の待合室で書かれた。

明里の手紙は飛ばされる事はなかったが、貴樹へ渡される事は無い。

やっぱり、女の子の方が大人なのか。

 

 

この記事を書いているのは3月4日22:40

間もなく、明里と貴樹が久しぶりに会える頃だね。

 

そして、もうすぐ新海監督の新しい映画に逢える。

 

 

ちょっと、明里ちゃん(の声を演じた女の子)が心配だったりして・・・。ブログノキジガイミシン・・・

 

 

 


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