後輩たちの祭典

どうやら文化祭のシーズンのようです。

私の母校も金曜日は校内発表。

そして土曜日は一般公開日。

今年は寄れないけど、昨年は卒業以来初めて見学に行きました。

 

 

小・中・高・大学の中で最も思い出深いのが高校時代。

私たちが在学時代から「ボロ校舎」と呼んでいた建物は耐震補強工事は行われたようだが、概ね当時のままで「超ボロ校舎」だった。

でも、おかげさまで校舎内を歩けば当時のままで、私が卒業を迎えた教室に入ると思い出が次々と溢れてきた。

しばらく懐かしく教室をアチコチ眺めていたので後輩が焼き団子を片手に売り込みに励んでいるのになかなか応えてあげられませんでした。ゴメンネ。

そういや、食品を扱えるようになったのは私たちの時とは変化している。

確かに人気がありそうだけど、クラスの定員の４分の１も教室（店）には居ないようだ。全員、参加しているならいいけどな。

 

私たちのクラスは正直、仲良しグループがあったり、ちょっと仲が悪いグループもいたけど行事を壊すまでガキではなかった。

クラスの中では役割分担がよくできていて、ちょっと微妙な空気でも打破する能力がある奴もいっぱいいたので全員が真剣に取り組んだ。

それは文化祭だけでなく、体育祭や球技大会、それになんといっても合唱祭も真剣にやったよな。

その雰囲気が小・中・大学の時よりも濃密だったような気がする。

 

そう何度も出来るもんではないが、同窓会をやろうという機運があるのは高校のクラスだけ。

私がいいクラスだったと思っているなら、他にみんなもそう思っているはず。（そう信じる）

 

 

同じボロ校舎で学ぶ後輩たちは文化祭を楽しんでいるのかな？

クラスの仲間たちと笑っているのか？

 

学校が悲しい舞台になる報道ばかり耳に入ってくる昨今。

20年後に思い出を肴にクラスメイトと楽しい酒が飲めますように。