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独り言 [ライフ]

伏線というスパイスを入れ忘れた作品は原作からかけ離れ

出演者という食材ありきの作品は調和からも離れていく。

 

 

原作は既読でありその味を知っていても、本当に美味しい作品はそれでも美味しく食べられる。

 

作品の登場人物の名前でなく、役者の名前で作品を思い浮かべるなら、それまでか。

伏線も背景も無い中で、次々と真相を明かしていく登場実物が超人としか思えない。

大枠は整えても、原作者が作った奥行を省いてしまっている。

どこどこの名店の味・・・というレトルト食品やインスタント麺を思い出す。

 

原作は既読でありその味を知っているから、食べている途中にスプーンを置いてしまった。

ちょっと、惜しいな。

 


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