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光と風の記憶(5) [紀行]

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銚子の白亜の灯台、犬吠埼燈台に登りました。

いやぁ、3年前にここまで来て登れなかった無念が、灯台の白と青空のコントラストで晴らしてくれた。

 

 

 

ん?

 

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そうだ、おいらは高所恐怖症。

随分と展望台、展望室を色々回ったから克服したと思っていたが、そんなことはない(笑)

この燈台のてっぺんは柵も壁も微妙なカーブがあって、それが心穏やかにしてくれない(泣)

 

 

 

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ん~、遠くを見ようっと。

その方が気が紛れる。

 

 

 

 

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さっきまでいた菊ヶ浜。

さらには目を凝らすと、遠くに銚子ポートタワーが見える。(この写真をクリックするとちょいと大きくなりますので探しやすくなると思います)

 

 

 

 

足元を見てみると

 

 

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何か、鐘がある。

これは後で見に行こう。

 

 

 

 

くるっと廻りたいのだが、それ程広くない。

すれ違う時はお互いがはっきりと意識しあわないとすれ違えない。

こちらはカメラを持っているので、あまり集中しちゃうと周遊中の人に迷惑となる。

そろそろ、降りるとしよう。

 

 

腰をかがめて中に入り、あの階段を下ろうかと思っていたら、下の方から複数名の声がする。

子供とその親、そしてお爺ちゃんお婆ちゃんもいるようだ。

これはカメラバッグを持った私が降りていったら修羅場となりそうだ。

ちょっと待機。

 

 

 

 

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その間、灯台の中でお勉強。

 

 

灯台の光源とレンズはちょっと撮影しにくい・・・

 

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これがやっと。

でも、大きいですね。

日本に6つしかない、第一等レンズを使用している燈台です。

 

 

 

大変、苦しそうな表情でどうにかお爺ちゃん、お婆ちゃんが上がってきました。

私が待っているのを見て、慌ててあの梯子のような階段を登ろうとしますが、正直危なっかしい。

「ほんと、ゆっくりでいいですよ」

と声をかける。

各々がちょっとした優しさがあれば、平和。

 

 

 

 

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下に降りて、例の鐘を観る。

 

 

 

 

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これは尻屋崎燈台の霧鐘とのこと。

霧鐘とは霧が深い時に船が自分の存在を知らせるための鐘。

 

日本初の霧信号として青森の尻屋崎灯台に設置されたものだそうです。

 

 

 

 

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同じ敷地にある、この建物。

 

 

 

 

 

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このような位置関係にあります。

 

 

 

 

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霧笛舎

 

 

 

 

先ほどの霧鐘と同じように音で位置や方角を教えるもの。

この銚子霧笛舎ではエアサイレンで船を導いていました。

但し、この霧笛舎もちょうど100年、今から5年前に最後の霧笛を鳴らして役目を終えました。

 

 

その後、資料館に入りお勉強。

灯台を後にして次の場所へ行きましょう。

 

 

 

 

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犬吠埼灯台前の直線道路は沢山の車で埋まっています。

そこにはホテルもありますが、観光バスも到着して大混雑(道が狭く、路肩駐車も多いのでバスが停車して人を降ろしていると、降ろし終わっていなくなるまで車は出せません・・・)。

その間にスマホのナビサプリを起動。

最初はもう一つのリベンジポイント、地球の丸く見える丘展望館にしようと思いましたが、急遽変更。

さあ、バスも動いたので私も出発です。

 


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