甘いのか [ライフ]
スーパーへ買い物へ行きました。
お店を出るときに、入口付近の特設コーナーで100円(税込105円)ケーキが販売中。
売っているのは、ご年配の夫婦。
入口の自動ドアが開くたびに冷たい風邪が吹いてくる。
そして、ずっと立ちっぱなし。
売れていれば立ちっぱなしでも何とかなるものだが、売れていないと足腰に来るんですよね。
お父さんの方は寡黙のようだが、お母さんは声を出し続けている。
体半分が店の外に出ておきながら・・・立ち止まる。
滅多にケーキは買わないけどね、立ち止まってお母さんにロックオンされたら買わないわけにいかない。
小銭入れから210円を取り出して、ケーキを二つ選ぶ。
お母さんがケーキを一旦トレーに移して、箱に詰めてくれる。
あ!?
箱が大きい。
2個だと、随分とスカスカだ。
俺は甘いなぁ。
あ、これも追加してください。
3個買ってそうするんだ?
両親が生きていたら、この日のご夫婦より年をとっている。
だけど、自分の両親に重ねちゃうんだよね。
父親は学生時代に、母親も決して長生きはしておらず、私自身全く親孝行を出来ていない。
そんなことを出先のスーパーマーケットで引け目を感じることなどないはずだが、ついついねぇ。
そんな顛末を話し、余分なケーキの事を話すと何の問題もなく消化されていった・・・。
私もひとつ頂く。
甘い。
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