ジャンプ! [ライフ]
家の居て、のほほーんとしながら、宅配便の到着を待っています。
何を見るわけでもなく、テレビをザッピングしていたら、競馬中継があり、今日のメインレースが『中山グランドジャンプ』でした。
『中山グランドジャンプ』という呼び名は馴染みがなく、私が競馬をよくしていた頃は『中山大障害(春)』でした。
春もあれば、秋もありました。秋とは言っても師走のレースだったのですが、あくまでも(秋)。
障害レースというとマイナーであり、大障害などの滅多にない格付けレース以外は競馬開催日のお昼頃に発走します。
これは、昼のご飯時に混雑を分散させるためと言われています。
だけど、私は当時から障害レースが大好きでした。
できれば、イギリスの『グランドナショナル』を見に行きたいと思うほど。
グランドナショナルを取り上げた有名な映画といえば「チャンピオンズ」かな。
平場のレース、天皇賞(春)は3200m。ステイヤーズステークスが3600m。
中山グランドジャンプは4250m。
とにかく長い!
競馬に詳しくない人にわかりやすいように伝えますと、障害レースとは、人間の運動会で行われる障害物レースみたいなもの。
コースの途中に、飛び越える置き障害があったり、生垣を超えたり、水濠を飛び越えたり。
そんなことをして、長い長いコースを走りきると、普段のレースで見ている馬のスピードよりも随分と遅い。
馬だって、ヘトヘトになります。
そんな障害レースの中でも最高峰である、中山グランドジャンプ(昔の中山大障害春)、と中山大障害(秋)。
何がすごいって、このレースのためにしか使わないコースがある。すなわち、年に二回しかそのコースは使わない。
竹柵も生垣も普通の大きさでなく、そのコースに設置されているのは大竹柵(高さ1m60cm)と大生垣(高さ1m60cm)。
もう、とにかく無事に飛んでくれ!とお祈りしていながら観戦しつつ、自分の馬がどの位置にいるか確認が必要。どうにか飛び越えても着地でフラフラするとあっという間に先頭から最後方まで下がることもあります。
あの頃は友人達に恵まれたのか、不運だったのか、競馬が好きで障害レースも大好きだった奴が周りにいっぱいいました。だから、中山大障害レースの時は朝早くから並んで、高い金を出してゴンドラ席を押さえました。ゴンドラ席は指定席の一種で、スタンドの最上部に部屋に大きめのテーブルとシートが指定されている。更に、窓ガラスを開けて外へ出ると観戦用の着席できるゴンドラシートも指定されている。予想するとき用と観戦する時ように二つのシートが確保されている。
また、室内のテーブルはソコソコ広いので、注文しておけば昼時には定食が届けられてそこで食事ができる。
うーん、贅沢。
あの当時は抽選ではなく、早いものがちだったから若さに任せて並んで確保できました。
もう、ずっとゴンドラ席に行ったことがないので当時とシステムは変わっているかもしれませんけどね。
話がずれました。
ゴンドラ席で大障害レースを見る醍醐味。それは、その年に2回しか使わないコースが高いゴンドラ席からだとよく見える。
障害コースには深い谷があり、しばらく馬が見えなくなる部分があります。ゴンドラ席からでも見えなくなる。だけど、他の指定席やコース脇からだとレース中、モニター画面頼りになっちゃいます。
だから、ゴンドラ席(笑)
当時、強かった馬がシンボリクリエンス。最近、競馬をやっている人だとシンボリクルスエスという似た名前の馬の方が有名だと思いますが、シンボリクリエンスの方が私には馴染みがあり、年度代表馬になったシンボリクリスエスが走っていた当時は全く競馬には関わっていませんでした。
そのシンボリクリスエス、強かったなぁ。落馬で他の馬が随分と減ったのも要因だけど、50馬身差の圧勝というのもありました。
当時のライバル馬も強かった。
パンフレットとかクリスタルアスターとか。
もうちょっと後にはポレールという馬もいた。
もし、シンボリクリエンスやポレールがいたら、国際レースとなった今でも強かったと思うな。
そして、グランドナショナルに挑戦していたら・・・なんて事もよく思っていました。
先週の桜花賞惨敗もあり、皐月賞については予想しません。
思い入れもないし、気にもなっていないので、後悔もしないから買う必要は無い。
馬券を買わないってことは、負けは無い(笑)
買う人は頑張ってください。
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