北海道出張紀行 (13) [紀行]
さあ、やっと到着しました。
水と子供の守護、水天宮さん。
総本宮は久留米にありますが、私にとっては中央区の水天宮さんがお馴染み。
中央区の水天宮さんは都市型のお社ですが、現在建て替え中で明治座のそばの仮宮にお遷りいただいております。
そして、小樽の水天宮さんは初めての参拝です。
まず、思ったのは開放感というか浮遊感。
中央区の水天宮さんに訪れた時は限られたスペースに子供を連れたお宮参りのご家族でいっぱいでしたが、こちらのすい天宮さん、時間帯もあるかもしれませんが高台に建っており、開放感たっぷり、小樽港をはじめ街を一望できます。
その景色を楽しむ前にまずはお参りを。
境内に何か塔らしきものが。
これは『慈愛の塔』
昭和31年に小樽市内の婦人団体の方々が青少年非行を憂い、愛の呼びかけをする願いを込めて建てられました。
ふと思い出すのが、大阪にある「みおつくしの鐘」
みおつくしの鐘は大阪の婦人団体が青少年を守る運動によって毎夜10の時報を告げる装置と記念鐘が旧大阪市庁舎に設置されました。今の市役所にも受け継がれていますね。
戦後荒廃した時代の子供達。その中、子供たちの健やかな成長を願う気持ちは場所は変われど共通なんですね。
その隣にはやはり変わった形の碑があります。
河邨文一郎氏の「山上の旗」の詩碑。
河邨さんは小樽市出身の詩人。
そして、札幌オリンピックのテーマ「虹と雪のバラード」の作詞をしています。
さあ、お参りも済ませたので風景を楽しみ、また眼下の街にもどるか。
港や街を一望できます。
お、階段だ。
これは近道だ。
あ・・・・
急な階段だ。
こ、こ、これは怖い。
そういえばかつて「出世の石段」を登ったことがあったな。
あの時も怖かったけど、今回も怖い。
こりゃあ、あかん。
よくよく見ると、階段の途中にカフェの看板がある。
ええええええ??
という事で、さっき歩いた道を逆戻りいたします。
ああ、怖っ。
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