嵐の日に [ライフ]
まずは、お亡くなりになられた方、怪我をされた方、被害に遭われた方に心からお悔やみ、お見舞いを申し上げます。
10年に一度という台風という事で前日から万全の準備をしたつもりでいました。
例えば、家の廻りで風に飛ばされそうな物、物干し竿などをしまうか、固定した。
早めに起きて、テレビより情報を集めて最善のタイミングで会社へ向かおうとする。
そもそも、会社へ行くことが前提で行動している事が正解なのか実は分からない。
だけど、結果的にはいつもと同じ時間に会社にいた。
情報取りが良かったのか、たまたま運が良かったのか無事に会社に到着し、会社で同僚たちの遅延連絡を受ける役回りとなった。
電話を受けた相手の住む地域は大体わかっているが、今いる場所を聞くと、え?という場所にいるケースがあった。
どうにか動いている交通手段を使って、少しでも会社に近づこうとする者もいれば、お前今起きただろうと冗談を言いたくなるような輩もいる。
でも、どうにか遅れながらもみんな無事に到着してほっとする。
大島の事は仕事をしながら、すこしずつ情報が入ってきました。
また、帰宅してから大島では避難勧告を出さなかったという事も聞きました。
どうしてかな?と思いつつ、ニュースに流れる町長の会見も見ました。
大島の地形、避難勧告を出すべき地域の住人の年齢構成は私は全く知りません。
AM2時、3時に暴風雨に川の氾濫、土砂崩れの可能性のある中、もし独居の高齢者が多数を占めるなら、避難は安全に行えたのか?もし警察、消防、自治体などが誘導すれば安全に避難を行えた状況だったのか?
私は知らないので、肯定、否定どちらも言えません。
今回のように、避難勧告を出さずに被害者が出れば批判が出て、避難勧告によって避難した最中に何かが起きればまた避難されるのだろう。
緊急避難警報や津波警報、特別災害情報など命を守るための警報や勧告は、もし「不発」だった場合にもそれに対して非難されることがまだ多いと思う。
アメリカ大統領によるハリケーン襲来の時の州ごと避難など、日本では考えられない規模だ。
今後、日本でも深夜に避難する可能性があるのであれば明るい時間やまだ風雨が強くなる前に避難指示を出して、結果避難しなくても済んだ結果になっても、ああ何事もなくて良かったねと許容できるような意識を強くしないと、避難指示を出すがわ、受け取る側の微妙な綱引きは相手の出方の探り合いが続くことになり、また同じようなことが将来起きると思います。
これ以上、被害が大きくなりませんように。
日本人は,あるいは今の日本の社会はゆとりがないように思います。
もともと完璧を求める国民なのでしょうけれども,このところ異常ではないのかと,仕事でも,普段でも思うことが多いです。
緊急地震速報,各種警報,避難指示…どれも外れるのが一番。
自分の予定が狂って腹が立つかもしれないけれど,「外れてよかったね」と笑って済ませられないものかと,私も思います。
指示を出して外れると文句を言われ,遅くなって出すと非難される。
maeboo.さんの言うとおり,一番怖いのは外れて非難されるのを恐れて指示を出すのをためらうこと。
結果を非難するのは簡単ですが,決断するのは難しいことです。
by かず (2013-10-17 18:34)
かずさん、こんばんは
そうですね、いい意味でのゆとりがないのかもしれません。
そのくせ、危機感もない。
私も含めて。
意識がありながらも救出が難航した女性が亡くなられました。
ご家族もそうですが、目の前で救出作業にあたっていた方々も無念でしょう。
そして、まもなく72時間が過ぎようとしています。
奇跡があって欲しいな。
by maeboo. (2013-10-17 22:12)
情報過多になり、担当者は最善の判断か悩ましいところですね。
無難な対応も許されない様な風潮も。
また台風が来ているようです。
被害が出ない事を祈るばかりです。
人間、そこまで万能では無いので。
by saki (2013-10-18 13:21)
sakiさん、こんばんは
台風も心配ですが、明日から大配です。
避難の必要があるならば明るいうちから勧告を出すと言っているようですね。
尊い犠牲が教えてくれたことを皆が心に留めて、報いる必要があると思います。
by maeboo. (2013-10-18 21:03)