行楽の秋、鎌倉長谷へ 11 由比ガ浜駅 [紀行]
鎌倉文学館を後にします。
本当なら、ここから鎌倉駅まで歩いて何かいい被写体があればと思っていたのですが、先ほど文学館の中庭に出る際に足を挫いてしまい、じわじわと熱を帯びてきました。
痛い!!ってほどではありませんが、気になるところ。
出来れば冷やしたいな。
悩んだ挙句、歩きはヤメにしよう。
先程の表通りに出てきて目に入ったのがバス停。
お、鎌倉駅行きだ。
時刻表を見ると、なんと丁度予定時間。
・・・・来ない。
来ない。
もしかしてタッチの差で出てしまったのかな?
よし、江ノ電だ。
長谷駅まで戻らず、文学館は由比ケ浜駅の方が近いはず。
いつもどおり、自分の方向感覚で行こうと思ったけど思い直す。
足の大事を考えて、そこで信号待ちをしている単車に乗ったおまわりさんに聞いてみよう。
由比ヶ浜駅はこのまま真っ直ぐでよろしいのでしょうか?
で、お巡りさん、一瞬虚をつかれたように黙り、すぐにそうです、そうですと肯定してくれた。
なんだあの間は。
で、歩く。安心して歩く。
10秒歩いたところで踏切と駅らしきものが見えた。
あの間の理由はこういうことか。
もう、由比ヶ浜駅のすぐそばに居たんだ。
単線で、駅のホームはひとつ。
鎌倉の方から江ノ電が近づいてくる。
ここですれ違うことはないので、鎌倉方面へ向かう私はのんびり。
数少ない10系の車輌。
嘘かホントかオリエント急行を意識したらしいです。
さあ、鎌倉駅ゆきが来ました。
さあ、お昼ご飯はいつものお店で・・・。
しらすのかき揚げにしようか?ごぼうと海老のかき揚げにしようか?
それをつまみにランチビールを イヒヒヒヒ。
そのお店の前に来て愕然。
並びすぎだろう。
決して超有名店とか老舗ではなく、めちゃくちゃ美味い!というわけでもない(あ、失敬)。
ハイシーズンでもそれ程混んでおらず、ビールが一杯目は半額だから・・・。
ああ、小町通りを歩くもまともに歩けない。
人もカメラも危険なので当然カバンにしまってあります。
他の候補店にも顔を出すが、店の中を覗き込むこともなく諦め。
鎌倉駅に戻り、つまみになりそうな駅弁と350mlの缶ビール。
これを一般車両でやっていたら視線が気になるのでグリーン車へ。
通勤路線のグリーン車は土日休日で割引。さらにICカードで事前決済でさらに割引。
ものすごく敷居が低くなっているのです。
夏のリベンジをどうにか果たしたけど、しらすのかき揚げが心残り。
こうやって、また鎌倉へ来るのだろうな。
秋の鎌倉・長谷編、終了。
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