裏目、恨雨、安曇野へ(12) [紀行]
碌山美術館の真ん前にもお蕎麦屋さんがありましたが、あの店へ。
そう、穂高神社を出て穂高温泉郷へ向かう際にちらっと見たあの店へ。
もし、入れそうもなかったら今回はそばを諦めよう、そう思って穂高駅付近まで到着。
お!駐車場に随分とスペースが空いている。
すぐに車を滑り込ませました。
まあ、既に14:30を過ぎているのでソロソロ空いてきてもおかしくない時間なんですけどね。
一休庵さん。
久しぶりです。
あの頃に食べていた印象が強すぎて、いざ食すと。
あ、そうだ。
今は真夏。
あの時の記憶は冬。
こればっかりは仕方がない。
特別な貯蔵方法でそばの風味を失わずに夏でも頂ける・・・というのも限定でありましたけど。
時間も時間だけに断念。
よし、また蕎麦の香りのたつ頃に来よう。
かつて安曇野・穂高へ通った頃、当初は一休庵さんで食べていましたが、宿泊の拠点が穂高温泉郷だった為、くるまやさんに行くことが殆どでした。
穂高のお蕎麦屋さんと言えば、必ず挙がるお店があります。
穂高駅付近であれば、一休庵さんですが、それ以外だと実は穂高温泉郷付近に集中しています。
しかし、評する事ができません。うんちく語る程舌が肥えていないという事もありますが、くるまやさんばっかり行っているのでそもそも食べていないんです。
ただ、一軒だけあります。今の営業しているお店で名は伏せます。
人気店だったのですが、比較的空いているので並びました。
意外とスムースに進んでいざ席へ。
下戸が一人いるので、ビールとつまみと蕎麦を頼みます。
頼んで5分もしないうちにビールと蕎麦が出てきました。ちなみにつまみはまだです。
ええええええええええ。
別にビールとそばが一緒に出てきたことが驚きではなく、そばがこれだけスピーディに出てきた事が驚きでした。
茹で時間が短いそばもあるし、食べて美味しければ何度でも食べに来るわけで・・・。
で、自分の舌が絶対という事はありませんが、一緒にいた他3名とも一致してこりゃダメだと思いました。
テンポよくお客さんを捌けば売上が増えるのでしょうが、時間を得ることで失う何かがあるのでしょう。
恐らく、穂高へ通う人は一度それに遭遇すると次は無いのでしょうね、あれだけ混んでいたあの店が、先程温泉郷付近の道を走っている時に一瞥しましたが、空いていました。くるまやさんが超満員だったし、他の人気どころも並んでいた時間に。
さて、くるまやさんはこの度食べることはできませんでしたが、あの頃のままなのかなぁ。
確かめるためには、また訪れるしかありません、ハイ。
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