そうだ、京都歩こう(9) 仮庵・刈穂 レリゴー [紀行]
野宮神社のすぐそば、山陰本線の踏切のそばに記憶のないエリアがありました。
野宮広場。
小倉百人一首文化財団と京都商工会議所の合同プロジェクトとして百人一首の歌碑、当然100基を嵐山・嵯峨野地区に設置したそうです。100基の設置が完了したのはもう7年前のことらしいが、私がここを訪れたのは25年前。知らないのも当然か。
我が家にも百人一首のかるたがありました。
このブログで散々申し上げておりますが、とにかく学科の中で国語が苦手。百人一首かるたも散らし取りよりも坊主めくり専門でした。
それでも歌を覚えよう。
そう思ってまず覚えたのが天智天皇の歌。(当然の結果かもしれませんけどね)
秋の田の かりほの庵の苫をあらみ 我が衣手は露にぬれつつ
覚えていた。
目の前の広場に百人一首の歌碑があると知り、ちょいと覗く。
何となく惹きつけられる歌碑に近づくと・・・一発ツモ。
歌碑はこの広場だけでなく亀山公園や嵐山東公園など別の場所にもあります。ここに天智天皇の歌が必ずあるとも知らずにね。
山陰本線です。
亀岡方面を眺めています。
25年前も自転車に跨りながら眺めていました。
この風景、多分変わっていないと思います。
最近、うっかり忘れが多いくせして、昔の何気ない事が刷り込まれている事が多い。
この線路の風景、踏切。の野宮神社の位置。
そして、踏切を渡って地図も持たずにレンタサイクルで向かおうとした落柿舎。その先の化野念仏寺、愛宕念仏寺。
若さゆえの無謀さも覚えている。
懐かしいな。
自転車はないけど、歩いてなぞってみます。
家の間を歩いていくと、こんなお店が。
古民家を店舗にしたような雰囲気。
このお店は当時なかったな。
枝に何かがぶら下がっている。
なんだこれは?
お、ジャムの瓶だ。
むむむ、落柿舎へ行こうと思って歩いているけど、この道であっているかな?
しばらく歩くと開けた。
あ、落柿舎だ。
多分、前回自転車で走った時と同じ道を歩いていたようです。
よし、大丈夫だね。
だけど、向こうにいくまでに気になるものが
土佐四天王がいます。
吉村寅太郎、武市瑞山、坂本龍馬、中岡慎太郎ですね。
天龍寺に本陣を張っていた長州藩。坂本龍馬と中岡慎太郎はそこへ久坂玄瑞や来島又兵衛を訪ねた・・・と説明があります。
うーん、何か違和感があるなぁ。
25年前にはこの像は無かったよね。 ね。
落柿舎を右に見たまま、土佐四天王像の前を通過すると
常寂光寺さん。
お参りするか?
どうしようか?
現在、ご本堂は工事中とのこと。
それでも拝観は出来ますし、高台からの眺めもよろしいようですが・・・
朝から続く、二択。
うん、また今度の機会にしよう。
落柿舎へ向かいます。
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