SSブログ

そうだ、京都行こう 2015盆(18)重森三玲庭園美術館 その4 [紀行]

IMG_1241_3200.jpg

茶室の説明の後、お庭の説明の補足があり、三々五々解散となります。

でも、実際には皆、写真を取ったり、質問を館長にしたり。

私にはちょっと理解が出来ない庭園に関する質問もあり、ほぼ即答される館長。

美術であり、学問であり、宗教観でもある庭園。奥が深い。

こちらは書院の目の前のお庭。

三玲氏がここに住む前から平たい石はあったそうです。

私もちょっとお庭の本を買おうかどうか迷って、少し立ち読みしましたが、この平たい石の区別も難しい。(あああ)

礼拝石。

ここに立って、礼拝を行う為の平たい石。

座禅石という平たい石もありますが、そちらは座禅を組んだり行の場所。

 

礼拝石と言えば、この金地院さんに行った時にも拝見しました。

あのお庭で礼拝石に立ち、奥にある東照宮を礼拝した。

 

それ以外の石は全て三玲が見立てて持ち込み、組み上げました。

 

IMG_1238_3200.jpg

舟石です。

枯山水庭園は本物の水を使わずに「水」を表現します。

舟と見立てた石があるという事はそこは海だったり、川であったり、池なのです。

砂に描かれた文様は波であったり、水の流れなのです。

 

 

 

IMG_1204_3200.jpg

茶室の前から見たお庭。

お庭自体、L字型をしておりますが、書院からの風景だけでなく茶室からのお庭も見ごたえがあります。

 

 

 

 

IMG_1206_3200.jpg

苔も砂も石畳も美しく、モダンであり、伝統的。

元々は吉田神社の社家の敷地。だからお庭に祠があります。

 

 

 

IMG_1221_3200.jpg

すだれを巻き上げる道具。

 

 

 

 

IMG_1224_3200.jpg

お庭って、目線を変えるだけで全く風景が変わります。

座って見るものは立って見るより座って見る方がいい。

書院や茶室にいる目線で見てみる方が、三玲らしくダイナミックな庭に見えます。

 

 

 

 

 

IMG_1242_3200.jpg

三玲さんの奥様は桜が好きだったそうで、このお庭にもシダレサクラが植えられています。

 

 

 

 

IMG_1249_3200.jpg

この日のメインディッシュを頂きました。

訪れる前に思い浮かべていた敷地の広さより、少し狭いのかと思いましたが、その分濃縮された三玲さんのエッセンス。

夏の暑さを忘れるような小一時間。

いい経験をさせて頂きました。

そして、重森三玲さんが手がけたお庭、またどこかで出会えたらいいな。

 

さあ、お盆の京都弾丸ツアーも中盤戦へ突入です。

忘れていた夏の暑さ、お庭を出たら速攻で思い出しました(笑)

 


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。