紅葉で高揚して、高尾山へ行こうよう(1) [紀行]
この日(2015年11月29日)、私の家の周辺は紅葉がちっとも進まず、天気は良いのだけれどもどこへ行こうか悩んでいた。
これまでもノープランで歩いて、それが思いもよらない場所に巡り会うこともあるので、そのつもりで家を出た。
ただ、ノープランと言ってもどこかの駅で降りてぶらぶらしないといけない。
どこで降りるかだ。
東京メトロに乗って、ハッ!と感じる駅を探すもハッ!とせず。
JRに乗り換えようと駅を出てポスターを見つけた。
JRは止めて都営地下鉄に乗り込む。
そして、乗った地下鉄がビンゴだった。
ノープランで紅葉を探すつもりだったので、この行き先なら紅葉しているだろう。
この地下鉄、京王線直通高尾山口行きの電車だった。
乗っている客層は新宿駅を過ぎたあたりからいかにも高尾山へ行くぞというオーラを醸し出している人が増えてきた。
軽登山の恰好が増えてきている。
途中で一気に降りた駅もある。ああ、そうかジャパンカップだ。
高尾山オーラを出していない人がだいぶ降りた。
私はというと周りから見たら山へ登るぞとは思わない恰好。
靴もタウンシューズ。
カメラバッグもnadowaのトートバッグ。両手は空くけど脇を締めている必要があり、決して山登りに向いたバッグではない。
それでも直観といつもの無鉄砲さで高尾山駅をすぎ終点の高尾山口駅へ。
京王線の車掌さんのアナウンス、気が利いていた。
天候に恵まれ現在、高尾山山頂からは富士山が綺麗に見えること。
紅葉を楽しめるのもどうやら今週位までということ(ええ~そうなのか)。
ケーブルカーやリフトも混雑が始まるという事。
気を付けて楽しんでくださいとのこと。
なんか気持ちのいいアナウンスだったし、向かいに座っている主婦仲間で登山という3人組もアナウンスを高評価していた。
さあ、ここまで来ちまったなら恰好はともかく行けるところまで登ろう。
先ほどの電車で降りた客は一気にケーブルカーやリフト乗り場のある起点へ行くかと思いきや、綺麗になった高尾山口駅前に屯っている。
どうやら待ち合わせをしているようだ。
私は買ったまま食べる機会を逃した、わかめのおにぎりを食べて登山開始です。
早速、甘辛い匂いが鼻孔をくすぐった。
焼団子の匂い。
そそるなぁ。
で、到着。
人だらけ。
あ、でも思ったほど切符売り場に並んでないな。
チャンスかも。
とりあえず、前回どおり高尾山薬王院の碑と
そのわきにある十月桜と
23区内ではまだまだ紅葉の本番まで時間がかかりそうな雰囲気なのに、ピークを越えつつある高尾山のもみじ。
とりあえず撮ったので、切符を購入します。
往復切符も買えます。
往路はケーブルカーかリフトを選択できますが、復路はどっちでも利用可能。
この日、この時すでにケーブルカーは乗り込むのに並んでいるので、まだ列が出来ていないリフトを選択。
いや、前回はケーブルカーの乗ったけど紅葉写真を撮るならリフトの方がいいだろうという気持ちもあり、リフト券を。
近所をぶらぶらするつもりで家に帰る時間は午後早め。よって、帰りの時間も気にして往復切符を購入し下山の時もリフトもしくはケーブルカーに乗ります。
では、リフト乗り場へ。
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