紅葉で高揚して、高尾山へ行こうよう(3) [紀行]
リフトを降りてしばらく歩くとケーブルカーで登ってきた人達と合流する。
そのあたりから東側の景色は開けており、遠くとも近くとも感じる距離に新宿の高層ビル群や東京スカイツリーまで見える。
ちょっと靄がかかっているのが幻想的に見えて、これもまた良し。
ここまで見ているという事は、京王線の車掌さんがアナウンスで告げていた通り、富士山がはっきり見えるのだろう。
秋が深まり、冬への準備が始まりつつある11月の終わり、空気は澄んでこれまで高尾山に登った中で一二を争うような景色が見られるのかもしれない。
期待。
ただ、本当は適当にカメラを持ってブラブラして、1時過ぎには家に帰るつもりでした。
山登りには、向いているとは思えない靴を履き、両手を開けることが出来ないトートバッグも抱えている。
リフトに乗ったのがAM9時。家にPM1時過ぎに帰るなら12時には高尾山口駅には戻る必要がある。
さあ、どうする。
薬王院までは行けるけど、山頂まで行って帰って来れるかな?
思わず、早足で山頂方面へのメイン・メジャールートを進みます。
途中、景色を眺めつつ、カメラで撮影。
少し太陽が勢いを増し、靄も晴れてきた。
そして私の足のスピードは軽快に早足を続けている。
あ、蛸杉まで来た。
前回、来た時もその容貌とネーミングで強烈な印象が残っている。
蛸供養碑
タコ足のような根っこ。
太いよね。
で、蛸。
みんな撫でていました。
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