そうだ京都、今年も冬も行こう(6)勝林院 [紀行]
さて、宝泉院でゆっくりとした時間を過ごしましたが、ここからは行き当たりばったり(笑)
いや、ちゃんとイメージは湧かせているんですよ。
でもね、思い描いた通りに行くとは限らないじゃないですか・・・。
軽くイメージした時間を既にそこそこ過ぎているのはそれだけ宝泉院の盤桓園の見せる客殿でぼーっとしていた訳なんですが、それによって以降のスケジュールをその場で判断していきます。
これまで何度か京都に来ていますが、寄る・寄らないの判断がいつも求められます。
予備知識があり、寄る事で良かったと思ったり、案外だったり。
予備知識なしで立ち寄ったら、あれ素敵な場所!と思ったり、あれれと思ったり。
今回も早速判断を求められて・・・
今回は外から観るだけ。
また、大原に来る機会は必ずあるだろうから。
勝林院、先ほど訪れた宝泉院は勝林院の僧坊でした。
この写真の左側に宝泉院があります。
別名、問答寺と呼ばれる勝林院。
その所以は大原問答の舞台になった場所だから。
このあたりのお寺、勝林院も当然、その僧坊である宝泉院も、三千院も来迎院も寂光院も天台宗のお寺です。
元々天台宗で学び、その後、念仏の教えを説いて名が知れ渡った法然をこの地に招き、宗論を交わしたのがこの勝林院であり、それが大原問答と呼ばれました。
先ほど来た道を戻ります。
実光院も寄るかどうか悩みました。
契心園という観賞式庭園と旧理覚院庭園があり、後者には不断桜という秋から春まで咲き続ける桜があります。
ちなみにこの実光院は勝林院の子院です。
既に開店準備を整えつつあるお店もありますが、ぱっと見て雰囲気がありそうな建物ですがよくよく見ると中は椅子とテーブルこそあれ、他に無し。
季節的なものなのかな・・・。
こちらは三千院の真ん前。
やる気十分。
にしんそばは、率先して頼むことは無いけど三千院を出た頃、もしかしたら早めのお昼にいいかもしれないな。
考えておこう。
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