そうだ京都、今年の冬も行こう(7)三千院その1 [紀行]
さあ、戻ってきました。
天台宗三門跡寺院の一つ。
デューク・エイセスの女ひとりが頭の中に流れ始めた。
よし、行くべ。
御殿門より入って、左側に進みます。
受付で拝観料700円を納めて靴をポリ袋に入れて持って行きます。(ここには戻らない為)
いつも通り受付でカメラ撮影について確認。建物内は撮影禁止です。
建物の中から外に向かっての撮影はOK。
客殿を進みます。
般若心経の写経体験が出来るようで、戸が閉まっているので写経をしている方がいるのかいないのか分からないけど、静かに静かに廊下を進みます。気を付ければ気を付けるほど床の音が大きくなる気がするのは気のせい?
客殿の進みます。
ああ、20数年前の記憶はここだな。
訪れた季節が違い、あの時は殆どの戸が解放されて縁側に人が鈴なりだったけど。
ガラス越しに聚碧園という庭園を観ることが出来ます。
ガラス越しだから良い写真が撮れないかなと思っていたら、順路は戸を開けて進んでくださいとのこと。
よし、開けよう(笑)
茶人である金森宗和が手を加えたお庭。
またこのパターン。お庭で有名な人はお茶も嗜んでいますが、茶人も同様に庭も作れる人が多かったのです。
多才。
京都マスター検定にも出題された、「華厳音愛」の手水鉢。
いや、これは驚いた。
苔に覆われるのはよくあるけど、草が生えている!!
特に説明書きはありませんでしたが、清浄の意味するところは貪り・欲望を払うということなのかな。
その後、宸殿まで渡り廊下で進みます。
本尊は開祖最澄作と言われる薬師如来像。非公開です。
で・・・・・ここで手を合わせて宸殿を出て靴を履き、振り返って気が付く。
こういった参拝って珍しいかな。
スマホに取り込んでおいた見取り図を観ると宸殿の前に往生極楽院という阿弥陀三尊像が祀られているお堂があり、さらにその先に朱雀門がある。ほぼ南へ一直線。
さあ、その宸殿から出て、ここからは歩いて境内を散策したいと思います。
こちらが宸殿です。
ここから入るのではなく、降りて出てくるのみ。
階段わきに見えるのがこれまで持ち歩いていた、外履き入れ用のポリ袋回収箱。
宸殿の周辺に広がるのは有清園。
年の瀬ながら、緑に覆われており清々しい気分。
うーん、と深呼吸。
宝泉院よりも人は多いのですが、敷地が広いので混雑感は無し。
杉苔に覆われるお庭が綺麗。
これだけの広い面積にスギゴケが覆い尽くしている様は凄い。
そんな中、人が集まっている場所がある。
みんなカメラを構えているし、長いレンズを装着している人も目立つ。
ああ、あそこだな。
行ってみよう。
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