そうだ京都、今年の冬も行こう(10)寂光院その1 [紀行]
三千院から一旦、大原バス停に戻り、そこをすり抜けて寂光院方面と案内があった方向へと進む。
先ほど以上にのどかな風景が広がり、20数年前の記憶を呼び戻そうとするがうまく当てはまらない。
川を渡ります。
その川を渡るために
人道橋。
人と自転車のみ通行可能とのこと。乗用車は入れっこないからスクーターやバイクを制止しているのかな。
人も私以外、全くいない。
途中にハイシーズンだけ営業しているのか、それとももう廃業しているのか分からないが観光客向けの店舗の間をすり抜ける
そうか、前回は車で来たんだ。
秋だったので観光客も多く、寂光院の近くまで行くと満車だよという掛け声に誘われるがまま、結構手前の民間駐車場に車を停めたんだ。
だから駐車場から寂光院へと向かった道はこことは違う。
歩いている途中で参道らしくなってきてそれを実感した。
そして思い出のある茶屋が見えた。
大原へ行こうというきっかけにもなったお店。旅行ガイドブックかグルメガイドブックか覚えていないが味噌仕立ての鳥鍋がおいしそうに見えた。
20数年前に訪れ、それを頼んだのだがお昼時に頼む人は珍しかったようで、且つ前述の通り訪れた時期は秋のハイシーズン。店側からすれば定食などの回転率があがるメニューを選んでほしかったのだろう。
時間がかかりますよ、と言われてもそれを食べたい為に訪れたのだから待ちますと即答。
果たして美味しかったのか?その時の店員さんの真意は?など今となっては検証のしようもない20数年前の出来事。
もし開店していたら丁度昼時。お鍋を頼んでみようかな?なんて、子供じみた感情が湧いたけど年末だからかお店は閉まっており、残念無念。
寂光院に近づけば近づくほど店舗が開店している確率が上がる。
そして大原バス停より12分程度歩いて目的地である寂光院に到着。
うーん、こんな石段があった・・・・・かな?
覚えていない。
紫葉漬け発祥の地なんだ。
おっと、拝観料を納めないと。
ここまで来て、記憶がすーっと蘇ってきた。
ここだ。
石段の途中にある、建屋には記憶がないけど
この石段の参道と山門。
来ました。
そして、強烈で不幸な出来事があった境内へと足を進めます。
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