そうだ京都、今年の冬も行こう(25)夕方のあがき [紀行]
でっかい、でっかい青蓮院門跡のクスノキを見上げた後、さらに見上げるのが知恩院の三門。
これまたでかい。
知恩院には2015年5月、ゴールデンウイークのど真ん中に訪れた。
一日中降り続いた雨も、知恩院の三門の前に着いたときにどうやら止んだんだよな。
大きな三門の先には急な石段が待っていることも覚えている。
ハードが故に上と下を結ぶバスも走っていることも知っている。
冬の京都の拝観時間は短い。
その残り時間を使って知恩院再訪に使うか?
いや、実はもう目的地は決めていた。
2015年シルバーウイークの時にも平安神宮を訪れたあと夕方になり、向かうか否か悩んだところ。
あの時は疲れが先行して結局東山駅に向かい、乗り換えを経て京都駅に入り、ビールを飲んだ。
しかし、今日はまだ体力も気力も残っている。
知恩院さんは三門だけ見上げてさせてもらい、そのまま真っすぐに歩いていきます
知恩院の前を通り抜け、ゲートを通るとそこは円山公園。
円山公園と言えば
円山公園といえば桜の名所。花見の名所。
祇園枝垂桜。
まだ、花が咲いたところを見たことがない(笑)
まあ、開花した頃はこんな風に落ち着いて写真が撮れるスペースなどないのだろうけど。
ちょっと大正時代を感じさせる一角を抜けると再び京都らしい塀に沿って歩きます。
このあたりから再び、観光客の数がぐーんと増えてきて、カメラの撮影にも気を使います。
ここであるお店が目に入った。
あ、ここか。
時間が残り少ないけど、今日一日あそばせてもらっている手前、お土産は用意しないと。
駅のホームで適当に…ではなく、ちょっとした名物の店がここにあると知った訳で
悩むくらいなら、とっとと入ってしまえ。
イートインスペースは満席。
だけど、私ひとりと私の雰囲気でスイーツをここで食べるのではなくお土産だろうと店員さんにも予想された模様。
素直にショーケースの前に立って、悩む暇なく「これとこれ」と伝える。
滞在時間3分。
残り時間、トートバッグともう一つ手提げ袋を持つ必要が出来たが、ありきたりではないお土産を買うことが出来て満足。
そして、精一杯残りの京都を楽しもう。
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