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あの時代 [ライフ]

昨日は通院もあり、アクシデントもあって、そこそこ時間に余裕なく過ごしました。

と、昨日更新できなかったことの言い訳からスタート。

通っている病院には自家用車で行っています。

朝一で予約をしているので、契約駐車場に停めている車のガラスが凍結していないか心配でしたが、昨日は大丈夫でした。

幹線道路を使うとこの時間は混むので勝手知ったる地元道を走っていきます。

そこで、見かけた風景から遠い昔のことを思い出しました。 


 
 
住宅街を抜けて、信号を曲がると抜け道として交通量が増える通りにでる。
 
しばらく走ると道幅が狭くなるがそこに学校の校門があるのです。
 
そこを通り過ぎ、いよいよ道幅が狭くなり、結果一方通行となる。
 
一方通行は緩やかなカーブを描くがその先に横断歩道があります。
 
そこにその方は立っていた。
 
まだ、通学してくる生徒たちはまばらで、手持無沙汰のようだけど、一目でわかるその風貌。
 
一方通行はその先で幹線道路とぶつかるのだが、方や弱小の抜け道から丁字にぶつかる交差点なので青信号が短い。想定内だけど、たぶん信号3回、いや4回かなと覚悟し、信号待ちの間は自身が小学生の頃へ意識をタイムスリップさせる。
 
 
先ほど、横断歩道の片隅に立っていた方。
 
今ではこういう表現はよろしいのかどうか、わからないけど、子供の頃は私はそう言っていたし、間違いなく親しみを込めて呼んでいたので、そのまま書くけど
 
 
緑のおばさん。
 
 
正式にはなんて呼ぶのだろうか?とWikiで調べたら学童擁護員というらしいが、これは東京都で採用された人員に対する役職らしい。
 
わが故郷では、それが公的人員なのか、ボランティアだったのかはもう分からない。
 
あの時は緑のおばさんと呼んでいたけど、小学校の6年間でその「おばさん」は2人いたと記憶している。
 
入学から5年間は、今の私の年齢でも失礼ながら「おばさん」と呼んでもいいのではないかと思える年齢だったはず。
その後、体調のことで新しく若い「おばさん」がやってきた。小学生としては平気でおばさんと呼んでいたけど、記憶を呼び戻すとおばさんと呼ぶには失礼に当たるくらい若い「緑のおばさん」だった。
 
通っていた小学校にほど近い横断歩道に「おばさん」はいつも居た。
 
今でもその場所を車で通ることがあるが、自動車のドライバーになってからその場所の危険性は強く知ることになる。
 
対面走行からYの字に分かれて一方通行道路に切り替わる直前の横断歩道。
そして緩やかなカーブ。
同級生と何かをしながら投稿するクソガキだったので、車より鬼ごっこの鬼の方に恐れいていたはず。
 
そこにいつも立つ、「おばさん」は僕らにとって怖い担任教師や口うるさい自分の母親よりもやさしい「おばさん」だった。
 
安全に信号を横断させるためにそこにいるはずなので、男子も女子も「おばさん」と話すことが楽しく、ついつい信号を渡ることなく時間をつぶしていた。
 
 
 
また、緑のおばさんではないけど、小学生の僕らには日々接する大人がいた。
 
帰り道、自転車屋さんで時間をつぶしていた時代があった。
ブリヂストンが石橋さんという名字から付けられたという事を教えてくれたのは自転車屋さんの「おじさん」だった。
パンクの修理の様子を眺め、家にはない、押し当てるだけで空気を重点できる、まるで歯医者さんのような道具(笑)が並ぶ、雑多な店内で道草をくった。
 
尚、この自転車やさんは移転してしまったが、その後違う場所で再会する。
あの「おじさん」はまだまだ現役だった。
いや、違う・・・・
 
あの時は「おじさん」ではなく、お兄さんだったんだろうな。
 
 
 
そして、朝と下校する時間によくよく見かける犬の散歩をしている「おばあさん:と遭遇した。
 
ロックという名の大きなシェパードを連れていた。
今では問題になりそうだけど、リードは点けられず放していた。
だけど、一切ロックの吠えた声を聴いたことはなく、小学生がもみくちゃにして迷惑だったかもしれないけど、諦めたように身を任せていたので危ないと感じたことはなかった。
 
しばらくして、「おばあちゃん」はもう一頭の黒い犬を連れて散歩をするようになった。
この若く、黒い犬にはリードがしっかりされている。
その主人と後輩の周りにリードがなくてもしっかり見守るロックがいた。
 
今思い出すと、この「おばあさん」も通学途中の小学生を見守ってくれていたんだな。
 
後輩に聞くと、その後散歩にロックはいなくなり、そのおばあさんも見かけなくなったとか。
 
 
 
小学生の頃はブロック塀の上を歩くことが好きでねぇ。
よく叱られたなぁ・・・。
近所のおじさんに。
 
今の時代、あの頃と同じことは出来ないけど、ウオッチはしないと「おばさん」や「おじさん」たちに申し訳ないからね。
頑張ろうっと。 

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