そうだ京都、青もみじを見に行こう(9)鈴虫は鳴くのか? [紀行]
月読神社を出て、すぐに京都花鳥館という建物に出くわした。
住宅街の真ん中に忽然と。
マイセンの磁器と日本画が展示されている模様。
全く知識が無かったので、正直趣味の延長かと思ったらとんでもなかった。
財団法人として認可を受けて多くのマイセン窯の磁器と花鳥画が展示されている。
もし、時間があれば立ち寄るか?
私の興味とはしっかり合致している訳でなく、この旅のスケジュールもタイトなので素通り。
ただ、もともと庭園だって興味などなかったのに気が付けば今日も庭園を複数眺めて、これからも眺めるだろう。
だから、将来は磁器に目覚めたり、日本画に目覚めたりする可能性もある。
その際にはここで偶然辿り着いたことを思い出そう。
親切心なのか、公的な看板ではなく手書きの表示でこっちだよ、と道順を教えてくれる。
まだ、道に迷った感は無い。
天気はまだ崩れていない。しばらくは雨の心配は無いと思う。
ただ、天気予報では下り坂と聞いているので、出来るだけカメラバッグに入れてある折りたたみ傘を使わずに済ませたい。
特に屋外移動が多い洛西エリアは傘なしでクリアしたいところ。
そんなお願いを空を見上げなら思っていると、ちょっとした竹林が見えてきた。
そして、もう一つ、見えてきたのが・・・
お?
おおお?
あれ、松尾大社さんに寄った時の混み具合から鈴虫寺(華厳寺)さんもそんなに混んでいないと思っていた。
外まで並んでいる。
後で知りましたが、パワースポットとして特に女性に人気なんだそうです。
確かに並んでいた参拝客は女性に方が多めでした。
草鞋を履いた、幸福地蔵様が一番叶えて欲しい願いを叶えに来てくれるそうです。だから草鞋を履いているんだ。
さて、一人旅のいいところ。
誰かにどうする?
と聞かずに自分一人で決めればいいし、文句も言われる事も無い。
勿論、みんなで行く旅も楽しいけど、今日は一人。
即決。
鈴虫の鳴き声も、幸福地蔵様にお願いを伝えることが出来ませんでしたが、今日と言う楽しい京都散策を堪能すべく、あちこち巡ります。
ガイドブックの地図を思い出す。
この周辺には有名なスポットがある。
西芳寺。別名、苔寺。
ここも行きたい。
だけど・・・並んでいる訳でなく、並ぶことすら許されない。
完全、事前申込制。
京都では離宮なども事前申し込みが必要だが、インターネットでも申し込める。
だが、西芳寺はハガキでの申し込み。
京都に行くと決めて、洛西地区に行くと決めた頃にはハガキを出しても間に合わなかった。
だから、苔寺も観たいけどパス。
鈴虫寺で苔寺観たい!とお願いしたら叶うのかな?(笑)
ん?
なんだこれ?
かぐや姫竹御殿。
有名な竹職人さんが27年間かけて手作りした御殿だそうです。
このあたり、竹取物語の舞台だったという説もあるそうです。
さあ、竹か。
バス停車場の脇、この階段の先の方に竹の寺があるそうです。
さあ、行くよ。
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