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そうだ京都、青もみじを見に行こう(22)天球院 [紀行]

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さて、本当だったら妙心寺の境内に入り、一番初めに訪れようと思っていた塔頭、天球院。
 
特別拝観期間中ということもあり、目に留まっていたのですが前述のとおり、なぜか広い境内の北門から入ると、左に曲がって桂春院さんの方に行ってしまった。
 
それがぶらりの旅の醍醐味とも言えるけど、時間・効率を考える人ならば最速ルートとは言えなかった。
 
自分自身ではどうかというと、まあいつもの事だよ!
 
とそんな程度。描いていたタイムスケジュールよりは早く回っている。
 
では、予定していた妙心寺さんおよびその塔頭巡り、最後のお寺さん天球院さんに行きます。
 
でも、こちらも撮影可能なのは玄関までなので、写真は少なめです。
 
 
ただし、この塔頭で何を見てきたのかは大きなプロジェクトの一つなので調べていただければ沢山の情報が入ると思います。
 
では 

 
 
 
 
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天球院は岡山藩主 池田光政が伯母の天球院のために建てたお寺。
 
そして、見どころは杉戸絵・襖絵の数々。
 
152枚が重文指定を受けています。
 
 
先ほど、ちょっと書きましたが私が訪れたのは2016年5月4日。
 
その少し前、2016年4月に5年にわたるプロジェクトの完了を迎えたのです。
 
そして、それを受けての特別公開だったのです。
 
そのプロジェクトはキヤノンの綴プロジェクト。
 
キヤノンの技術を駆使し高精細複製品を制作して、貴重な文化財を身近に見て感じることができます。
 
私は最近では建仁寺で俵屋宗達の国宝 風神雷神屏風図を見て、何枚も何枚も何枚もカメラで撮りました。
 
これも複製だからこそ。
 
建仁寺では風神雷神屏風図以外にも雲龍図や花鳥図などが複製化されています。
 
この天球院さんでも5年間の間に多くの貴重な作品が高精細複製されています。
 
 
そのせいか、関係者なのか京都市観光協会の人か、大学関連で派遣されたのか、およそ大学生かと思われる係員が他の特別公開の塔頭に比べて、多いこと多いこと。
 
おかげさまで、ちょっと集中できなかった。
 
 
それでも方丈障壁画 「梅花遊禽図襖」(狩野山楽・山雪)などを堪能。
 
朝顔の間。虎の間。梅の間。
 
そこにある56面が置き換わりました。
 
これまでの特別公開以上の特別な特別公開(なんだこの表現)でした。
 
 
 
図画に関して、知識が少ない私でもその心意気を含めて、何か素晴らしい空間に来たんだなと思い、堪能。
 
ただし、学生さんたちのプレッシャーに負けてしまう私は自分が描いていたよりも早く退出してしまいました。
 
 
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さて、ではこれより妙心寺から移動を開始するとしよう。
 
お腹、減ってきた。  
 
 

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