そうだ京都は今だ、2016夏(6)瑞峯院その2 [紀行]
独坐庭を眺めて、ではということで立ち上がる。
北側に回ると、瑞峯院のもう一つ有名なお庭があります。
閑眠庭。
この庭に込められたソレを知っているのか、ガイドブックを片手に外国人観光客が庭をじっと見ている。
いやいや、そっちではなく・・・と追い越して私は定位置へ。
キリシタン大名である大友宗麟。
時代を経て、重森三玲が庭を造る際に、宗麟をイメージして日本庭園に十字架を忍ばせた。
はじめは驚いたけど、その後いろいろと三玲の庭を見続ければ、珍しいってほどでもない(笑)
何しろ、庭に北斗七星だって置いちゃうんだから。
ただ、先日の特番で三玲のお孫さんである千靑さんの解説で、七五三の石組みという考えもここに折り込んだ。
なるほど。
また、全てのガイドブックに書いているわけではないが、十字架の長い直線を辿ると、そこにあるのが
ここにある小さな庭。
そこにある灯篭はキリシタン灯篭。
振り返って、もう一度閑眠庭を。
今日はやっぱりいい天気。
夏だ。
夏だ。
夏だ。
大徳寺はやっぱり、お茶。
千利休にゆかりもあり、全ての塔頭に茶室があると聞きます。
さあ、今回の旅で三玲の庭はここしか見られないだろう。
でも、まだまだ素敵な庭はある。
大徳寺を離れる前に、もう少し庭を見に行こう。
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