そうだ京都は今だ、2016夏(9)龍源院その3 [紀行]
苔寺と言えば、西芳寺が真っ先に思い浮かびます。
でも、洛北の苔寺と表現すると、この龍源院の方丈北側にある庭、龍源院のメインのお庭である龍吟庭のことを表します。
庭を埋め尽くす杉苔は海を表します。
枯山水庭園。
水を用いず、水を表現します。
この一番背の高い石組みは須弥山を表します。
方丈の北側に主たる庭があるのは珍しいですね。
この龍吟庭が室町時代、すなわちこのお寺の創建当時からあったお庭です。
アジア系外国人観光客が多かったこの日、一枝坦や阿吽の庭、そして東滴壷が人気だったわりに
ここは静かでした。
まったり。
まったり。
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