そうだ京都は今だ、2016夏(11)高桐院 [紀行]
大徳寺山内に入り、特別公開中の聚光院、通常より公開している瑞峯院、龍源院と回りました。
大徳寺で常時公開されている塔頭は4つ。
瑞峯院、龍源院以外では大仙院と高桐院。大仙院は撮影禁止です。
では、前回訪問時にトラブルで集中できなかったので、高桐院へ向かいましょう。
龍源院から高桐院へ向かう際に、もう一度聚光院の前を通ります。
この写真、塀の向こうが聚光院。
三好家の墓と、千利休と三千家の墓所があります。
さらにその向こうが百石(百積)の庭、そして国宝の襖絵が里帰りしている方丈となります。(写真では屋根が見えます。)
そして、前回の訪問時、高桐院で悩まされたのが
蚊
何か所刺されたんだろう。
かゆくてかゆくて、制汗ティッシュでごまかしたけど、病気になるのではないかと心配になるほど。
と、いうことで
虫よけスプレー。
念入りに露出部分に吹き付けました。
だけど、蚊って暑すぎるとあまりいないんですよね。
去年、蚊に刺されたのは9月の訪問時。
暑さのピークは過ぎて、蚊も過ごしやすくなったのでしょう。
でも、念入りに念入りに
山内を歩きます。
去年はこの道の向こう側から入ってきました。
この先、右に曲がると今宮神社です。
さあ、到着。
高桐院。
門の向こうには有名な竹林が。
この竹が他の塔頭ではあまり気にならないけど、ここには蚊がいっぱいいる要因なんだろうな。
ちょっと待って、やっと人が見えなくなった一瞬。
そうだ京都キャンペーンでも有名な竹林の参道。
外国人観光客にも人気でした。
秋の燃えるような紅葉の季節になると、こんなにのんびり撮影できるような状況じゃありません。
背中から刺すような視線やカメラのレンズが向けられることでしょう。
さあ、到着。
拝観受付です。
靴を脱いで拝観料をお支払いしますが、ヨーロッパの外国人観光客が受付で拝観料を支払い中。
見回すと、私以外視界の範囲には日本人は私だけでした。
受付を済ませて中に入ります。
左に曲がると、机といすがあります。
昨年はここで痒い痒い痒いと蚊に食われた場所を探し、制汗ティッシュで紛らしたところ。
今日はここでもう一回虫よけスプレーを噴霧します。
たまたま通りかかった親子連れのお父さん。
『痒いなぁ』
と。(笑)
さあ、見学。
まずは加藤清正が挑戦出兵から帰国した際に持ち帰った礎石で作ったといわれる袈裟型手水鉢。
大徳寺には高桐院以外にも清正が持ち帰った石で作られたといわれるものが複数あります。
一人の外国人観光客が鳴らすと、次々と鳴らし始めました(笑)
楓の庭。
高桐院は細川忠興が開きました。
今、NHKの大河ドラマでも忠興は登場していますね。
楓の庭
この庭もそうだ京都行こうキャンペーンで放映されましたね。
今日は靴を脱いで忠興と細川ガラシャのお墓まではいくのをやめておきます。
真っ赤な庭も見たい。
京都に何度も来ておきながら晩秋に訪れたことはないんだよな。
あと、茶室も見て回ります。
さあ、そろそろ次に移動しましょう。
ほぼ描いていたタイムスケジュール通りで進行しています。
さあ、出発。
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