そうだ京都は今だ、2016夏(18)千本釈迦堂 [紀行]
北野天満宮の参道にある、お蕎麦屋さん「ふた葉」にて初めて食べた『衣笠丼』
最初はどんな丼なんだろうか?と思いました。
正直、最初に思い浮かんだのが祥雄さん。
鉄人!
衣笠祥雄さんは平安高校(京都府)出身だし~
って、衣笠って金閣寺がある一帯、地域名だ。
そして、鉄人というより、柔らかい優しい丼ぶりでした。
でも、衣笠祥雄さんって解説を聞いていてもすごく気さくで柔らかい笑顔も見せてくれるという点では衣笠丼を祥雄ドンと呼んでもいいのかもしれません。・・・脱線しました。
さて、ビールも飲めたし、お腹も膨れたし、涼も得たし、休息も取れたし、じゃあ元気いっぱいカメラ散策を再開するか
と、意気込んで外に出るも、待ってましたとばかりに光線を浴びせてくる真夏の太陽。
すぐに意気消沈です。
でも、次の目的地、立ち寄り地はすぐそば。意気消沈する前に到着しました。
通称、千本釈迦堂。正式には大報恩寺。
おかめさんと大根焚きで有名なお寺さんです。
さあ、入りましょう。
本堂です。
この本堂は国宝です。
大報恩寺の創建は鎌倉初期、1227年。
この本堂はその当時からあったもの。
京都洛内最古の木造建築物ともいわれています。
このブログでも再三書いていますが、京都の建物は火災・震災・戦災で失われたものが多い。
でもこの大報恩寺の本堂は免れました。
そして阿亀(おかめ)さん。
前述の本堂建築の際、指揮を執った棟梁、長井飛騨守高次。
高次の失態を妻である阿亀のサジェスチョンにより、難局を乗り越えた。
それならめでたしめでたしなのですが、伝承によると阿亀は女性の提案により事業を完遂させたことが世間に広まっては主人のためにならないと自害してしまった。
という、おかめ伝説があり、全国の大工さんからの信仰も厚い。
そして、そばでほほ笑む
布袋さん。
千度石。
せ、千度!?
百度ではなくて?
時代劇などでよく見る裸足で一晩で百度願掛けをするということもありますが、百日間欠かさずにお参りするのもお百度詣。
千度詣も同じことなのでしょうが、何かにすがりたい気持ちというのは昔も今も変わらないのでしょう。
大根焚きの季節ではなく、暑い暑い太陽の中、次に行きましょう。
衣笠丼・・
ここ数年、頂く機会がないのですが
以前は、頻繁に京都を訪れる機会があった頃は、よく頂きました。
甘辛く炊いたうす揚げと九条ネギをタマゴでとじた丼は・・・
京都らしくて大好きな丼です。
大阪風に言うと「きつね丼」ですね。
久しぶりに食べたくなりました。
by けんけん (2016-09-22 23:26)
けんけんさん、こんばんは
そう、大阪ではきつね丼と言われているそうですね。
あれ以来、自宅でも作ってみています。
ちょっとアレンジもして豆腐もとじました。
賞味期限切れになりそうだったので、思い切って。
やっぱりヘルシーでした(笑)。
by maeboo. (2016-09-23 00:12)