そうだ京都、16年末も行こうっと(15)永観堂その2 [紀行]
永観堂(禅林寺)の伽藍を縁側や渡り廊下伝いにめぐっています。
柱にこんな説明文が
弘法大使が大陸から持ち帰ったといわれています。
高野山にも、三鈷の松はあり、やはりその葉を持っているとご利益を授かるといわれています。
ただし、この文面にある通り、ここから降りて拾うようではご利益はないでしょう。
さあ、この先は階段です。左右に分かれます。
三鈷の松
その左右に分かれる階段、分岐点に水琴窟がありました。
これまで、大原の宝泉院や一乗寺にある圓光寺、妙法寺塔頭の退蔵院など京都で数々の水琴窟を見て、聞きました。
いろんなタイプのものがあるんですね。
外国人観光客が、そもそもいったいこれは何なんだ?と不思議そうな顔をされていました。
階段を右側に昇っていきます。
先ほど、足が冷たーいと思いつつ歩いた場所。
いや、まだ靴下一枚で歩いています。
冷たい・・・。
ここまで来ると、あまり高い場所と感じませんが、もともと勾配のある場所に建てられたお寺さんなので、このような形となります。
実際に振り返ると
先ほど歩いた場所です。
左側にある、構造物。
周りに馴染ませるようなデザインですが、ちょっと時代が違いますよね。
これ、エレベーターです。
車いすや階段の昇り降りが厳しい方でも、昇れるように設置されています。
先ほどの階段の分岐点まで戻り、今度は左側へ。
こんな急な階段です。
昇り切ると
このような回廊が続きます。
今はこんなに人が少ないのですが、紅葉の季節になるとここも人がいっぱい。
人気の紅葉スポットです。
相変わらず、燃える様な紅葉の季節の京都に縁がないけど
これはこれで年の瀬の抒情的な景色を堪能できます。
おそらくですが、こちら側にエレベーターの設置はないかな。
高所恐怖症ですが、まあまあ怖くない(笑)
多分、階段を昇っても勾配に沿っているから地面が比較的近く、万が一落ちても大丈夫かな?(笑)
階段を下ります。
ああ、やっぱり怖いかも。
そして足が冷たい。
この写真、右下が先ほどの階段の分岐点で、そこに水琴窟があります。
そして、永観堂さんを後にしようと思った瞬間・・・・
お腹がすいたことを思い出した。
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