そうだ京都、16年末も行こうっと(16)南禅寺 [紀行]
永観堂を出て、再び南禅寺方面へ。
先ほどこの写真の奥から手前へくぐった時には、間もなく日の出うどんのカレーうどんが食べられるとお腹ペコペコでも意気揚々と大寂門をくぐったのですが、今回は食べられず意気消沈でくぐります。
すぐに南禅寺の山門がお出迎えしてくれます。
よし、気持ちを切り替えよう。
大寂門から入ったので、すでに山門と法堂の間にいます。
振り返り、臨済宗別格寺院の威風堂々、石川五右衛門の絶景かなの山門を振り返ります。
やっぱり大きい。
知恩院や東福寺の山門もそれぞれ大きいのだけど、どこか微妙にそれぞれ特徴があり、それを言葉に表すのは難しいのだけれども、南禅寺の山門はカメラにもきれいに収まる美しさ。
そして法堂へ。
午後のひと時、日本人・外国人観光客がソコソコいます。
って、ことは・・・あそこには・・・・
やっぱりいました。
水路閣は人気で、カメラのフレーミングをやや上にしないと、人がいっぱい映り込む(笑)
一番の人気はこの吹き抜け部分を通しての撮影。
絶対、人がいる。
今回だけでなく、いつもね。
家族旅行で訪れたと思われる父母姉弟。
弟さんが水路閣・琵琶湖疎水・インクラインについて質問をすると、お父さんが丁寧に説明していました。
観光で訪れて、美しい景色や珍しい景色を見るだけでも素晴らしいことだと思いますが、この禅寺に琵琶湖疎水が通った背景を説明し、今目の前に見えるソレが過去から現在、そして未来へと続くことを感じるというのは素敵なことなんだなと。
ああ、これで日の出うどんが食べられなかったことなんて、大したことではないと思った。
が、この水路閣のそばにある、南禅寺発祥の場所ともいわれる、南禅院に久しぶりに寄ろうと思ったら・・・
開いていなかった。
ああああああああああああ
なんて日だ。
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