そうだ京都、行こう2017GW(23)魔王殿 [紀行]
さらに進みます。
正直、なめていました。
気を抜くと足をくじく可能性もあります。
鞍馬から貴船へと抜けられる、そう考えているのは私だけではなく、どう考えてもこの道を歩くには合理的ではない靴を履いてゆっくりと進む男女も見かけます。
その点だけは私は元々歩く覚悟で京都入りしていたので、スニーカーで助かりましたが。
尚、写真ではそうでもないんじゃない?
という平たい道を撮影していますが、左右に揺れながら平たい石を探して足を進めていく道で一眼レフを構える余裕はないので写真がないのです。
そして到着した魔王殿
護法魔王尊が降臨した磐坐、磐境として崇拝された。
このあたりは先ほどまで歩いていた場所に比べると開けていて、少しほっとしました。
無事に歩いて来ることが出来たお礼をこめてお参り。
さあ、この先、もう少し行けば貴船だ。
あと少し。
あと、少し?
最大の難関を進みます。
下りだけど、足元が大変厳しい。
ヨーロッパからの観光客らしい女の子二人。表情が当惑している。
頑張って。
ああ、見えてきた。
貴船だ。
なんだろう、これは映画『私をスキーに連れてって』で、主人公らが冬季は閉鎖されている志賀万座ツアーコースをどうにか抜けて、万座の灯りが目に飛び込んできた、そんな気持ちがここで分かった気がする(笑)
ああ、やっと着きました。
ここから、貴船散策を始めます。
ああ、体力残っていないぞ。
この橋を渡り、あ、鞍馬まで行けるよー
と、言っているフリフリスカートの女の子二人組。
大変だよ~。ほんとに行くの~?
と、心の中で思いながらすれ違いました。
コメント 0