１００ｍ陸上

陸上１００ｍ競走。

桐生選手がついに10秒を切り、９秒９８で駆け抜けた。

ニュースでもそのレースが放映され、これまでの日本人の記録が紹介される。

私の記憶の書き換え頻度が少ないせいか、いつもこの手の話になると真っ先に浮かぶのが

井上悟選手

当時、10秒２０でも早いと思い、そして世界との壁も絶望的に感じた。

私が昨日の夕方、ニュースで見ていると今年の世界で叩き出された記録と比較すると、桐生選手は決勝レースに出られるという、9秒98というタイム。

さらに女性キャスターはメダルも期待という。

うん、確かに期待したいけどね

井上悟選手が当時の日本記録10秒20を叩き出したの２６年前。

その後、記憶が新しいところでは朝原選手が10秒02を出したのが16年前。

桐生選手も4年前に10秒01を出してから、0秒03縮めるのに4年の月日が必要でした。

簡単にメダルを！と期待する気持ちもあるければ、コンマコンマ何秒を縮める努力を日々鍛錬している人に、あと0秒04縮めれば、今年の世界陸上で銅メダルだった・・・なんて軽い気持ちでは言えない。

でも、桐生選手がインタビューで答えていたように世界レベルのスタートラインに立ったわけで、応援する方も世界レベルでの応援のスタートラインに立つのだから、これからの活躍と、他の選手たちの発奮にも期待したいですね。